第四十三章 変身-3
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「ふっふっふ・・・凄い、凄いぞぉ・・・」
曇った声が聖堂に響いている。
「生気がみなぎる、力が沸いてくるぞぉ」
オオトカゲは裂けた口から牙をむき出し、ネットリしたよだれを祭壇に落としていく。
『オイ、それよりもっと楽しもうぜ』
もう一つの声が響いた。
オオトカゲはニヤリと笑い答える。
「そう、急くではない」
そして、ウットリと目を細めている。
「おおお・・・・
こ、こうしてるのも気持ちが良いであろう?
それにマチルダはもはや我らの物・・・。
これからゆっくり調教すれば良い。
淫乱なメス犬としてな」