第四十一章 アズート-6
「いいのっ・・・いいっ、いいっ」
「おおおお・・・そうか、そんなに良いか?」
「凄いっ・・・あはぁっ・・・はぁっ」
意識が飲み込まれていく。
「あはぁっ・・はぁっ、はぁっ・・はぁっ」
荒い息がリズムを刻んでいく。
「もっとぉ・・・あはぁっ、はぁっはぁっ」
二人は恋人の如くピッタリと身体を寄せながら交わっている。
長い両足を窮屈そうに折り曲げ、揺らしている。
男の膝の上で腰を押し付けるように踊っていく。
「んふぅ・・・んっんっ・・んんんんっ」
舌を絡め合い、官能を貪っている。
男は満足気に声を発した。
「俺を見ろ、マチルダ・・・」
「あふぅっ・・・ああああ・・・」
マチルダの長い睫毛が反応する。