性従-3
「ねぇ先生、先生はこの学校の中で1番誰としたいの?」
「そうだなぁ…」
田中は里美のセーラーの上着を脱がせ、ブラジャーのホックを外し、里美を上半身裸にしながら言った。
「生徒なら倉田かなぁ。」
(…)
それを聞いた修はイラッとした。そんな目で沙織を見る教師が許せなかった。感情を抑えきれなかったとしたら、今すぐ殴りそうな怒りを感じた。
「沙織かー。確かに学校の中で1番可愛いもんねー。でも沙織はこう言う事、必要ないからねー。」
「そうなんだよ、倉田は常に学年トップの成績だからな。他の教師達も残念がってるよ。」
里美のたわわな胸を揉みながら残念がる。
「それに最近、イケメンの彼氏が出来たから、諦めるしかないねー。」
「そうなんだ。じゃあもうヤッてるのかな?」
「そりゃあしてるでしょ!ラブラブだし。」
「そうかー、最近大人びて来たのは処女卒業したからかー。」
「恋をすると女は変わるからねー。」
「まぁ倉田はみんな諦めてるよ。でもな、この学校で俺が1番ヤリたいのは笹川先生なんだよな。」
「(えっ…!?)」
ドキッとした。
「俺な、ああ言う大人しくてお淑やかな女を抱くのが好きなんだわ。」
「そうなんですか?でも笹川先生、真面目だからそんな事しないでしょ?確かにキレイだけど。」
「ああ。でもな、ここで仕事してると色々悩みや相談してくるんだよ。そのうちどうしようもなく辛い事を相談して来たら、食いどきだと思って待ってるんだよ。何かそのうち食えそうな気がするんだ。あーゆータイプは優しくすると割とチョロいからな。」
そう言い放った田中に、今まで親身になって相談に乗ってくれたのはヤりたいからだったのかと分かった穂花。
(ふざけないでよ!絶対ヤらせないし!!)
怒りが込み上げた。
「でも他の先生も笹川先生を狙って優しくしてんだよな。今な、教師の間で、誰が1番早く笹川先生を抱けるか賭けをしてるんだ。まぁいつもここで一緒に仕事してる俺が1番有利と言われてるんだけどな!ハハハ!」
人をそんな目で見てたのかと分かると、周りがしてくれてる優しさがクソに思えて来た。
(みんな下衆野郎ねっ!最悪。絶対ヤらせないしっっ!)
学校の実情が分かるにつれ、いかにこの学校が乱れているかが良く分かった穂花。
(うちの教師なんか、もう信じないし!)
穂花は罠にハメられないよう、気を引き締める。だが穂花に対する下衆行為はそれだけではなかった。