第三十九章 僧侶と司教6-3
『それは、お前の本能が欲するからだ』
巧妙な罠に絡め取られていった。
全ては淫乱な自分の罪だと信じている。
「清めてやるぞ、マチルダ・・・」
「あああ、有難う・・ごさいます」
貫かれ、昇っていく。
司教と交わっている。
神と交わっている。
「あああ・・・あああああ・・・」
王妃の顔から笑みがこぼれる。
国中の者が憧れる、その清楚で気品あるれる美しい顔が淫靡に崩れていく。
「あああっ・・いいっいいっ・・・」
淫らな悲鳴を上げていく。
「いくっ・・・また、いっちゃうぅー」
何度も昇っていく。
「あはぁっ・・・司教様ぁ・・いきますぅ」
強烈に締めつける。
「はぁっ・・はぁっはぁっはぁっ・・・」
無数の爪跡を司教の背中につけていた。
「いくっ・・・・いくのっ・・いくぅ」
女である事の喜びに目覚めていくのだった。