第三十八章 僧侶と司教5-3
「あぅっ・・んんっ・・・くぅっ・・・」
マチルダは悲鳴を上げる。
信じられない大きさに戸惑っている。
繋がった感覚が更に強くなっていく。
「今、神と交わったのじゃ・・・」
ようやく言えた言葉に落ち着いたのか、司教は動きにリズムをつけていくのだった。
「ああっ・・・はっ・・・ああっ・・・」
ゆっくりと慎重に。
「おおっ・・・おほぅっ・・・・おぉ・・・」
感動がアズートの声を絞り出す。
遂に繋がった。
清純な王妃と交わったのだ。
「あふぅっ・・ああっ・・・あっ・・あっ」
目の前にマチルダがいる。
柔らかく締め付けながら悶えている。
「ああっ・・あんっ・・・あんっ・・・」
いい声だ。
官能に咽ぶ様は、自分の動きに合わせているようではないか。
「あひぃっ・・・ひっ・・・いやっ・・・あっ」
余りの衝撃の強さに、時折むせるように悲鳴を混じらせながら。