第三十四章 僧侶と司教-2
素直な声だった。
そこには恐怖も抵抗もない。
安心に包まれた官能であった。
マチルダは少女の心で感じている。
大好きな僧侶に抱かれながら話を聞いてもらっている。
徐々に動きが鮮明になっていく。
「んっ・・・あ・・あああ・・・」
バストをもまれている。
「気持ちいいか、マチルダ・・・」
ネットリとした声が絡みついてくる。
「そ、そう・・・気持ち・・いい・・・」
感じるままを声にしていた。
自分が懺悔しに来た事も忘れ、全てを僧侶に投げ出すかの如く身を任せていた。
「あっ・・んっ・・・ふぅ・・・」
男の手がドレスを割っていく。
張りのある果実が姿を現した。
「んふっ・・・んっ・・・んんっ・・」
カサついた両手が揉み解していく。
曇った声を上げながらマチルダは背中を反らせた。
「んんんっ・・・ふっ・・・んんんんっ」
司教の愛撫は巧妙に動きを強めていく。
「んっんっんっ・・・はぁっ・・あはぁっ」
ドレスは更に剥がされ、真っ白な肢体が薄闇の中に浮かんでいった。