投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語
【ファンタジー 官能小説】

王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語の最初へ 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語 205 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語 207 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語の最後へ

第二十三章 王との出会い-2

「ど、どうすりゃいいんだ?」
「この僧侶の身体を貰おう」

「ジジイじゃねえか・・・」

「外見など、どうでも良い。
返って怪しまれぬのじゃ・・・。

お前は女を抱くが良い。
ワシは、お前を通して快楽と生気を得る。

マチルダを探すのだ。
それが、ワシラの生きる術じゃ」

「マ、マチルダだと・・・やめろ!」

「いいじゃねえか、じいさん。
 お前も、女が抱けるんだぜぇ」

「アアッー・・・」
煙の中から、元僧侶だった身体を乗っ取り生まれ変わった魔物が姿を現した。

「アズートよ、やったな」

「おう、じいさんの身体だが何ともいいよなあ、人間はぁ」

久しぶりの肉体をぎこちなく動かしながら、アズートは聖堂の中を見回した。
テーブルの上にある水晶を見つけると、呻くように呟いた。

「こ、これ・・・マチルダじゃねぇか?」
震える両手で水晶をつかみ、食い入るように見つめている。

「お、お前達・・・」
僧侶の魂は、体の外に追い出されていた。

自分の死を自覚した僧侶は、最後の力を振り絞り精霊を呼んだ。
何百年もの間、聖堂に宿っていた魂が融合する。


王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語の最初へ 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語 205 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語 207 王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前