第十章 ケダモノとの交わり3-4
「あうっ・・・か、感じるっ・・うわぁ。
ああっ・・ああああっ・・・いいのぉ」
男の太いコックの感触が気持ち良い。
飢えていた心を満たしていく。
「私、私・・・感じるのぉ」
ルナの叫びがディオンに届く。
「いいっ・・・凄くいいのぉ」
愛する男の心を引き裂いていく。
「うおおおお、俺も・・・俺もいい・・・
ルナ様ぁ・・・好きだぁ」
「好きよ、私も・・・好きよぉ」
愛するルナが卑しい盗賊と舌を絡めている。
恋人同士のように抱き合い交わっていく。
ディオンの心にルナの叫びがこだまする。
「淫乱なのぉ・・・欲しかったのぉ」
背中を弓反らせ悶えている。
腰を浮かし男の動きを追っている。
「いいっいいっ・・・いくっ・・・いくっ」
痙攣しながら男にしがみつく長い足。
「おおおお、俺も・・・王女様ぁ」
「来てっ・・・来てぇ、あうっー」
「おおおおおおー・・・・」
「あああああ、あひぃぃー・・・・」
男の精気が、ルナの体内に放たれていった。
「ああー・・・いいっいいっ、いっちゃう。
いっちゃうよー・・・ルナ、何度でもぉ」
ルナが踊る。
闇の樹海の中で、淫靡な痴態を金色の光りが浮かび上がらせている。