第八章 ケダモノとの交わり-2
「もっと、もっとぉ・・・突いてぇ」
金色の瞳を輝かせ、笑みを浮かべている。
心の底から嬉しそうに。
(そう、私は淫乱なメス犬・・・)
ルナはハッキリと自分の意識を自覚していた。
男の顔が近づいた時には自分から求めていたのだ。
心の中で操る悪魔の言葉に従っていく。
『そうだ、ルナ・・・。
感じるんだ、良いだろう?』
「は、はいー・・・いいのぉ・・・。
欲しかったのぉ・・・くぅっ・・ああっ」
再び男の顔を引き寄せると、舌を差し入れる。
「んふっ・・・んっんっ・・・あふぅっ」
欲望の津波がルナを飲み込んでいく。
「す、すげぇ・・・むふぅ・・んぐぐ」
男は余りのルナの変貌に、驚きを通り越して感動していた。
心の底から、この王女が愛おしくなっていたのだ。
「いいのよぉ・・・むふっ・・んんんん。
犯してぇ・・・私を・・ルナを」
柔らかい舌が口の中に入り、蹂躙していく。
まるで王女に犯されているようだ。