第六章 呪いの残像-6
(こ、こん・・・な・・・・?)
笑っている。
嬉しそうに白い歯をこぼし、アズートの愛撫を受けていた。
(ち、違う・・違うのぉ・・・)
必死に否定しようとするルナの心を男の言葉が揺さぶる。
「何だ。感じてるじゃねぇか・・・・?」
衝撃がルナを襲う。
どす黒い怪物が膨れあがっていく。
「い、いやぁー・・・・」
ルナは泣きながら首を振る。
金色の涙が飛び散る。
「そんな声出してもホラ、
チクビがビンビンに立ってるぜ・・・」
男の声がアズートに重なる。
膨れ上がった欲望がルナを捕らえる。
「あうっ・・あっあっあっ・・・あはぁっ」
男が指でルナのピンクの塊を弾くと、まるで楽器の音色の如く敏感に反応するのだった。