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王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語
【ファンタジー 官能小説】

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第一章 出馬式-1

第二部 アズート(続 呪われた王宮)


第一章 出馬式

「女王様、バンザーイ・・・」
「アキシニス王国、バンザーイ・・・」

「ディオン陛下、バンザーイ・・・」
「ルナ女王様、バンザーイ・・・」

大歓声の中、馬上のディオンに向かってルナは熱い視線を投げていた。
ディオンも愛に満ちた深い眼差しで返している。

隣国への友好の使者として記念行事に参加する事になったディオンは、大勢の兵士と共に旅立つところであった。


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