第二十四章 愛撫される奴隷-1
第二十四章 愛撫される奴隷
「立ち上がるのだ、ルナ・・マチルダ・・・」
【ハ・・イ・・・】
二人は声を合わせて返事をすると、名残惜しそうに男達のコックを放した。
「ほら、ディオン・・・味わうがいい」
そう言うと、アズートは長い舌をルナの股間に這わせる。
「ああっ、あはぁ・・あああー・・・」
たちまち電流がルナの身体を駆け抜ける。
「ああっ、いやっ・・あんっあんっ・・
いやー・・・あああ、いやぁー」
剥げ上がったアズートの頭を抱えるようにして、ルナは声をあげている。
「むふ・・んむむむむ・・・んぐぐ。
何を言っている、こんなに濡れおって・・・」
「あんっ、はんっああんっ・・あんっ」
ルナの声が、教会の中をリズミカルに響いていく。
司教の舌の音がピチャピチャと淫靡に聞こえてくる。
ディオンも堪らずに目の前ないる王妃の股間に、むしゃぶりつくのであった。
「ああああっ、いやっ・・ああー」
待ち焦がれていたマチルダであったが、いざディオンの舌を受け取ると羞恥心と不条理な快感が湧きあがってきた。
娘の恋人に舐められている。
自分の一番恥かしい所を。
いくらアズートに洗脳されているとはいえ、そういう気持ちは失われてはいない。
それだからこそ、異常な官能が身体を突きぬけていく。
「あああ・・んぐぐぅ、王妃様ぁ」
美味しかった。
とろける蜜のようであった。
幼い頃からずっと憧れていたマチルダ王妃の蜜を吸っているのだ。
舌を差し入れる度に溢れてくる。
王妃の手が自分の頭を押し付ける。