第二十三章 奉仕する奴隷-1
「んん・・ん、ふ・・・んんん・・・」
「む・・う、ふ・・・んん、ああ・・・」
艶やかな水色の髪が揺れている。
その隣でグリーンの長い髪も動いていた。
ルナの幼い口元から、赤黒いコックが出し入れされている。
美しく清純な表情が、その度に淫靡に歪んでいく。
「ん、あああ・・あふぅ・・・んぐ、んん」
感に耐えかねたように顔を上げ唇を放すのだが、直ぐに皺だらけの手に押さえられ太いペニスを小さな口に沈めていく。
「おおおお・・いいぞぉ、ルナ」
アズートは剥げあがった額に汗を光らせて、この快楽に浸っていた。
遂に捕らえたのだ。
ルナの心を。
何日も淫靡な夢をみさせて調教してきた。
さっきは危かったが、王妃にかけておいた罠にまんまと二人はひっかかったのだった。
「美味しいか、ルナ・・・?」
万感の想いを込めてアズートは言った。
ルナの舌がコックに絡みつき、快感が湧きあがってくる。
「おお・・おおおお・・・」
幼い顔を歪ませて懸命に咥え込む様は、見ているだけで身体中が震えてくる。
「んぐぅ・・はうぅー・・・ああ、はい・・・。
美味しい・・美味しいです、司教様ぁ」
ルナは心からそう思った。
長い間、夢の中で調教されてきた。
今、やっと実物を味わっているのだ。
ネットリとした欲望が心を支配していた。
鼻の奥まで漂う生臭い匂いが堪らなく気持ち良かった。