第七章 アズート司教-4
母が吠えている。
メス犬のように。
マチルダは四つ足になって、背後から司教に貫かれていた。
くびれた腰が司教のしわがれた両手で抱えられ、大きな白い塊を突上げている。
男が動く度に豊満なバストが揺れる。
「ああっ・・ああっ、あああんっ・・・。
もっと、もっと突いて下さいー・・・。
ああー・・司教様ぁ、いい、いいっー」
「ふーふっふ・・おおお、ふうー・・・。
マチルダ、マチルダァー・・おおー」
真っ白いマチルダの肌から、赤黒い司教のコックが出し入れされていく。
「ああっあんっあんっあんっー・・・。
いいっ・・いいのっ、いいっー」
「あっ・・ふ、うう・・・んんん・・・。
い、いやあ・・す、すごい、こんなぁ」
シルクのドレスをはだけて、ルナも感じていた。
父のための祈りが、淫靡な行為に汚されていく。
だが成人の日から毎夜のようにみる淫夢に、ルナの身体は制御が利かなかった。
まるで別の生き物のように、ルナの両手が自分の身体を犯していくのだった。
「あうう、ふう・・・ん・・い、いやぁ」
母が犯されている。
あんなに父と仲が良かった母が。
父を愛していた筈の母が別の男と、それも尊敬する司教と交わっている。
こんな事が許されてもいいのだろうか。
切ない想いが湧き上がる。
それでもルナの両手は容赦無く責め立てる。
ルナの幼い膨らみに埋もれていた小さな塊が、姿を現してくる。
しなやかな指先がクリクリと刺激する。
「ああー・・あっ、あっ・・・」
もう一方の手が、濡れた花園をなぞっていく。