第四章 白い記憶-2
「イヤァッ・・や、やめてぇ」
少女の叫びも虚しく、蛇達は容赦なくルナの身体を味わっていく。
ルナの敏感な部分を刺激する。
「あんっ・・あああ、いやぁ・・・」
首筋に巻きつきながら一匹の蛇がルナの幼い膨らみに舌を這わすと、電流が走った。
ピッタリと張りついたドレスが透けて、小さな塊が姿を現してくる。
更にもう一匹の蛇の舌が、空いている乳房を捕らえる。
「ああっー・・・」
思わず大きな声をあげて、ルナは身体を弓のように反らしてしまった。
ハッキリと形を見せている二つの乳首を、二匹の蛇が真赤な舌で味わっていく。
「ああっ、あっ・・あんっ。
ああっー・・・」
清純な少女の顔が官能に歪んでいく。
ルナの長い足は大きく開かれ、指の一本一本が蛇達の舌でもてあそばれる。
「ふう・・んん・・・あ、ふぅー」
少女の叫びが、切ない吐息に変わっていく。
その声に合わせるように、蛇達の舌がリズミカルにルナの身体を這いまわる。
ピチャピチャと音を立てて。
(な、何ぃ・・・こ、これぇ・・・?)
得体の知れない気持ちが湧きあがってくる。
不気味さを通り越した、くすぐったい快感がルナの全身を包む。
心が溶けていく。
「あああっ、いやっ、いやっ・・・」
言葉とは裏腹に、少女の身体は熱く燃えていた。
身体の中心が何かを求めている。
美しい唇から白い歯が覗かせている。
その隙間からピンク色の舌と共に、妖しい言葉が漏れていった。