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王女と王妃を調教する:呪われた王宮〜宿命(さだめ)を負う聖少女の物語
【ファンタジー 官能小説】

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第三章 過ぎ越しの祭り-5

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(好きよ、ディオン・・・)
(好きだ、ルナ・・・)

二人の想いが通い合う。
司教の重々しい説教が響き渡る教会で、ルナとディオンは熱い視線を絡ませながら今日の愛の始まりを改めて意識し合うのであった。

一瞬、マチルダ王妃の視線を感じたディオンは慌てて目をそらした。

母のような優しい微笑みであった。
ルナもその気配を察して、頬を染めながらも祈りに頭を下げるのであった。



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