深夜の管理人室-9
銀三が思っていた以上に真理子には効いた様で一回の突き上げでグッタリしていた。銀三は心配になり、
「大丈夫か?」
「前の時より激しくやったんだが。」
と聞くと真理子は、目をどうにか開けて
「平気よ…」
「もっとして…」
と囁く。銀三が躊躇っていると、
「お願いよ…」
「お願いします…」
「今のやって頂戴…」
と真理子は銀三を見て頼んでくる。銀三は、
「分かった。いくぞ!」
と言うとさっきより更に腰を引き、真理子を振り降ろす。真理子は股間の結合音と共に、
「ぎゃあー‼︎」
と絶叫する。銀三は構わず連続で真理子を振り降ろす。真理子はグロッキー気味だったが巨根が膣奥に文字通りめり込むと、
「がぁー‼︎」
と大声を上げ銀三の首を掴んでいた手が緩む。銀三が慌てて、
「手、離すな!」
と叫ぶ。反射的に真理子は銀三の首を掴むが、掴む力が弱い。銀三は中腰になり両手で真理子の身体を支えてゆっくりとシーツの上に下ろしていく。銀三の性器が膣から抜けていき、真理子は胡座を描く様にシーツに座る。銀三が、
「飲めるか?精液。」
と声を掛けると真理子は目を閉じたまま口を大きく開けた。銀三はその反応にやや不安になりながらも真理子の口に性器を入れていく。真理子は、巨根が口内に押し込まれると両手で銀三の性器を持つ。
銀三が大量の精液を勢いよく発射すると、真理子は喉を鳴らしてそれを飲み込んでいく。真理子は、射精が終わると亀頭を吸い込み中の精液を飲み込むと力尽きた様にシーツに仰向けになった。
銀三は、目を閉じ寝ている真理子の様子を伺う。脈を取り、少し速いが大丈夫だと思った。
「取り掛かるか。」
と銀三は独り言を呟くと股間をティッシュで拭き浴室の方に向かった。
真理子は、ぼぉっとしながら瞼を開けた。いつの間にか眠っていた。銀三とのセックスの時は意識が無くなる事が多い。
先程から下半身で人の触る感触が気になった。身体を起こそうとすると、
「動くな!」
と銀三の声がする。真理子は身体の動きを止め訝し気に、
「何してるの?」
と聞く。銀三は何でも無い様に、
「アンタのマン毛を剃ってるんだ。」
「勝手に動くとマンコ切れるぞ。」
と笑いながら答える。真理子は未だ頭が良く働かず、一瞬間があったが
「陰毛を剃ってるの!」
と叫ぶ。銀三は平然と、
「そうだ。」
と答える。真理子は慌て、
「止めて!」
「どうして、どうしてそんな事を!」
と焦って聞くと銀三は、
「もう、剃り終わる。」
「そうだな、強いて言えば。」
「お前が俺の女だと言う証だ。」
「それに、パイパンマンコにして見たかったのさ。」
と笑い声混じりに返す。真理子は恥ずかしさで顔を赤らめながらも怒りが込み上げ、
「勝手にそんな事して!」
「夫に不審に思われるわ!」
と叫ぶ。銀三はその言葉を気にする様子も無く真理子を抱え上げ、うつ伏せにすると真理子の尻だけ上げて股を大きく開かせる。真理子は不満ながらも銀三の動きには抵抗しない。
銀三に抗う事自体を出来なくなっていた。真理子は自分が身も心も銀三の物だと思い知らされる。銀三は、何度目かのシェイビングクリームを真理子の股間、アナル付近に塗り付けていく。銀三は、
「今は、パイパンにする女結構いるらしいぞ。」
「特に忙しい女とかそうらしい。」
「パイパンの方が清潔だし、無駄毛処理の時間も要らないとか。」
と何処かで聞いた様な話を披露する。真理子は顔を真っ赤にして銀三の行為を受け入れていた。
「旦那にバレたら忙しいからそうしたと言えば良いさ。」
「実際、忙しいんだろ。」
「まあ、旦那気付くのか?アンタのマンコ見る事あんのか?」
と銀三が続ける。真理子は黙って何も言わない。夫が真理子の性器を見る事なんて最近はほぼ無かった。たまに、真理子を抱く事は有っても布団の中でおなざりな前戯の後すぐに挿入して真理子の事は構わず自分だけ果てると寝入る様なセックスだった。
真理子はそれで良いと思っていたのだ。妻として夫の欲望を満たすのは当然の事と思っていたからだ。浮気なんて考えた事も無く、異性を気にする事も無かった。
気にしていたのは子供達の教育と仕事の事だった。遣り甲斐の有る仕事への邁進とそれに伴う自らのキャリアアップがモチベーションだった。
それが、あの電車でツープッシュを盛られての痴漢行為から真理子の世界が変わった。銀三との出会いが真理子を狂わした。今では、銀三とのセックスは真理子には無くてはならない物となった。
それが夫への裏切りであるばかりでなく、痴漢犯罪者との逢瀬は部下やヤクトリへの背信行為と自覚していた。だが、銀三のセックスは真理子をかつて経験した事が無い程の凄まじい快感をもたらし抗え無いのだ。
子供を2人産んだ経産婦の自分を、高校生見たいに情熱を持って求めてくる銀三に今では好意を持っているのも認めざるを得ない。真理子がぼんやりとそんな事を考えていると、
「終わったぞ。」
と言いながら、銀三は真理子の股間付近をタオルで拭いていた。銀三は、真理子の身体を抱えて仰向けに寝かせると自分のスマホを持って来て画面をミラーモードにして真理子に見る様に言う。