屋上-2
真理子は慌てて銀三の手を掴み、
「止めて!」
「誰か見てるかも知れないわ!」
と焦った声を出す。銀三は周りを見回し、
「室外機の陰だし、周りを見ても誰も見ちゃいない。」
「それにアンタ、見られるの興奮すんじゃねぇのか?」
「写真撮られると半端無く濡らしてたろ。」
と笑いながらボタンを外していく。真理子は必死にその手を止めようとする。銀三が、
「すぐに終わる、俺もあんまり時間が無い。」
「それにこれは手間賃の手付けみたいなもんだ。」
「それとも、アンタ毎日来れるのか?」
「なら用件は終わりだ、屋上から降りてビルを出れば良い。」
「監視カメラ付けたら連絡する。」
と淡々と言う。真理子は追い詰められた様な表情になり、
「でも…」
「やっぱり…」
と口籠もっている。いつも銀三のペースでズルズルと言いなりになり、身体を弄ばれている事に悔しさと罪悪感が有った。真理子に、
(屋上から降りて支部に戻るのよ。)
(またこの男に好きにさせるの?)
と心の声が聞こえて来る。普段の真理子なら当然セクハラ行為など撥ね付けてきたし、ましてや身体を求める要求など鼻から相手にしてこなかった。
それなのに最近の身体の敏感さがそうさせるのか、銀三だからか分からないが、いつもの自分では無いのだ。
(電車での痴漢から始まって先程までの行為まで、私はこの男にかつて無い程の快感を与えられた…)
(捜査に有益な情報が得られると言う理由じゃ無いかも…)
(私はこの男と関係を持ちたいのかしら…)
(いけないわ、家族にも、部下達にも…)
そう真理子が逡巡してる間にも、銀三はワイシャツのボタンを強引に外していく。真理子の止める手も形だけで疎かになっていく、銀三はニヤリとして素早く全部のワイシャツのボタンを外す。
銀三はワイシャツの前を開き、巨乳を包むブラのフロントフックを外して大きな乳房を解放する。案の定、巨大な乳房の二つの乳首は既に膨張していた。銀三は両手の指で強めに擦る。真理子が、
「痛い!」
と悲鳴を上げ、銀三の手を掴む。だが銀三は擦るのを止めないどころか摘み上げねじっていく。真理子は、
「止めて!」
「本当に痛いの!」
と顔をしかめて訴える。銀三は真顔で、
「アンタにはこれ位で丁度良いさ。」
と言うと交互に両乳首を舐めていく。真理子は手で口を押さえ、
「あぁ、あぅ…」
と喘ぎ声が漏れる。真理子の両乳首は更に立ち膨らんでいる。銀三はニンマリして、乳首を挟んで両方の乳房を激しく揉んでいく。そして、交互に乳首を口に含み舐め回す。真理子は、銀三の激しい乳房への責めに圧倒されていた。
そして、股間が早くも濡れていくのを感じる。銀三ががっついて乳首を吸い上げ激しく乳房を揉んでいたが行為をピタッと止めて自分の上着を脱いで屋上のコンクリートの床に敷き、
「服全部脱げ!」
と指示する。そして真理子の上着を脱がせるとワイシャツも脱がせに掛かる。真理子は周りを見渡して近くに行為を覗けるビルは無いがやや遠くには窓や屋上の見えるビルが有る。
「見られるかも…」
と顔を赤らめると銀三がニヤッとして、
「見られても誰だか分からない距離だ。」
「心配無い。」
と気楽に言ってくる。そうこうしてる内にワイシャツは脱がされ、パンツのベルトを緩められていた。銀三は、パンツを脱がしてショーツをガードしている真理子の手を外していく。
ショーツも足元から抜かれて、真理子は屋上で素っ裸にされている自分を信じられなかった。滅多に人は来ないとは言うが、ビル関係者が訪れるかも知れない。
銀三は真理子を自分の上着の上に寝かせ腰を持ち上げて股間を上に向けマンぐり返しの体勢にする。銀三はズボンと下着を脱ぎ下半身何も身に付けない状態になると、
「お日様の下で見るマンコは結構グロいな。」
と真理子の性器を思いっ切り拡げて話す。真理子は顔を赤らめ、
「イヤ!」
「そんな見ないで…」
と顔を両手で覆い恥ずかしがる。銀三は笑い、
「マンコ、凄え濡れてるぜ。」
「スケベな女だ。」
と言うと真理子が抗議するいとまも与えず、真理子の性器を舐め出す。アナルからクリトリスまで何度も往復してベロベロ舌で舐めると真理子は、
「そこは止めて…」
「あぁ、あああ…」
と自らの手で塞いだ口から声が漏れる。銀三は、
「小田課長は、アナル舐められるのが好きかぁ。」
と笑うとアナルだけを舌で舐め廻し、両手で拡げたアナルに舌を差し込んで来る。真理子は慌てて、
「イヤ、止めて!」
「汚い!」
「駄目、ああ…」
と腰を激しく動かし悶える。銀三が膣に指を二本入れて掻き回しながらアナルを舐めると真理子は、
「あう、あっ、ああ‼︎」
と声を上げて腰をバタつかせ絶頂する。銀三は真理子の腰をゆっくりと下に降ろすと、真理子の上半身を跨ぐ様に膝立ちする。顔を紅潮させ、目が充血してトロンとなった真理子に、
「パイずりやれ!」
と指示する。真理子はポカンとしているので、銀三は苦笑いをして自分で真理子の巨乳の間に巨根を挟み左右から乳房を押し付けると自らの性器を行き来させる。
真理子の手を取り左右の乳房を巨根に押し付けさせながら自ら腰を振り、
「チンポの先来た時軽く咥えろ。」
「その時舌使え。」
と言うと真理子は軽く頷き、口元に来る亀頭をカポッと咥えて舌で舐める。真理子は自分が早くも興奮のピークに達していると気付いていた。