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女講師の隠れた願望
【複数プレイ 官能小説】

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それ以上の高鳴り-1

飲み会を後にした由紀は自宅に帰ると、自分の体がやけに火照っていることに気づいた。体が火照る理由は幾つかあった。

1つ目の理由。飲み会の最中、お喋りの田中からは自分の顔や体のことを褒められ、表面的には喜ばなかったものの、内心は嬉しかった。というより興奮を覚えていた。あそこまで好意を持ってくれているということは、自分を性的に興奮する対象として見てくれていると感じるからだ。田中は自分で腋フェチと言っていたが、由紀のノースリーブ姿にとても食いついていた。自分に対しての強い性の欲望を感じて興奮するのであった。

2つ目の理由。横に座った若い加藤がおどおどしながらも自分の体をチラチラ見て顔を赤らめていたからだ。
以前、加藤は童貞だと田中から聞いていた。
飲み会で由紀の胸の話になった時、加藤の顔はさらに赤くなり、由紀の胸を凝視していた。
少し前に由紀は家庭教師の教え子である山本清次という高校二年の男子と性行為をした。清次は童貞だった。清次は由紀の体にとてつもなく興奮し射精を幾度となく繰り返した。由紀にとっては今までにない興奮を覚える体験だった。
清次との体験と顔を赤らめる加藤が重なり、由紀は童貞の自慰を想像した。清次が自分を想像してたくさん自慰をしていたことを本人から聞き、由紀は興奮したことがあった。童貞の加藤にも自分を想像して自慰をして欲しいと思い始め、加藤が自慰をする姿を想像すると興奮するのであった。

3つ目の理由。それは塾長の城田の魅力だった。
城田は50代であるが、今でも体を鍛えており、半袖のポロシャツから見える腕の筋肉や血管が若々しかった。胸板の厚さも一目で分かるくらいであった。ランニングやゴルフなども趣味で、肌はいい色に焼けており、顔立ちもダンディーであった。
そして何より優しく安心感のある人柄で、いざという時には強いリーダーシップを発揮するため、周囲からの人望も厚かった。
由紀は、こんな年上の男性に抱かれたいと思う女性は多いだろうなと思いながらも、自分も抱かれてみたいという願望があることに気付いていた。

由紀は部屋のベッドで思いを馳せていた。
(私の体、とても火照ってる。今日の飲み会は三人の男性に私が女性一人だった。あれはよくある飲み会のシチュエーションだし、普通に振る舞ってたけど、皆が私を見てくれてて、何か変なこと考えちゃうな。
田中先生は私をあんなに褒めてくれるし、私の胸や腕や腋をじろじろ見てた。私に欲望をぶつけるような場面があったら、凄そう。私で興奮してくれて激しく求められるのって何か興奮するな。
加藤先生も可愛かったな。顔が赤くなってて。私の胸の話を田中先生がした時はさらに赤くなってた。清次君と被るんだよな。私を想像してオナニーしてくれたりするかな。そうだったら興奮するな。私、やっぱりそういうの好きなのかも。
城田塾長は相変わらず素敵だったな。男らしさと優しさと包容力があって。あんな男性にリードされるエッチってとても感じてしまいそう。全て委ねて、私をおかしくして欲しいって思っちゃう…)

そんなことを考えていると、由紀は自分の陰部にとてつもない愛液が溢れているのが分かった。
自然と手が伸びて、指で刺激し自慰をするのであった。
(こんなこと想像してるなんて、誰にも言えない。でも想像だけならいいよね。田中先生が激しく興奮して私を求める…童貞の加藤先生が興奮して何度も私で射精する…城田塾長の舌や指で刺激されまくる…。男性3人が同時に私を…。私、こんな願望あるなんて、凄くいやらしい…。でも想像だけなら…想像だけなら…)

由紀の指の動きは激しさを増した。
男性3人のいきり立ったペニスを想像した。自分の体に群がる3人の男性を想像した。
(あああっ!凄い興奮するっ!あの3人に同時にされてみたい…いっぱい舐められたい…次々に入れられたい!)

由紀の体はくねくねと動いて、呼吸も荒くなり声も出てしまっていた。
「ああっ、いいっ!いきそう、いっちゃう!」
3人の男性から次々に精液をかけられる場面を想像した時、由紀は絶頂を迎えた。
「かっ、かけてっ!いっぱい、かけてっ!い、いっちゃう!いくっ!!」
ビクン!ビクン!と全身に電流が流れる程の快感が巡った。
「はぁっ!はぁっ!」
由紀は呼吸が苦しくなる程に乱れていた。

余韻に浸っていると、塾長の城田から連絡が入った。
内容は、来週田中のマンションで早い時間から飲んだり食べたりするので、よかったら参加しないか、というものだった。

数週間前までの由紀であれば確実に断っていた。男性宅で開かれる飲み会に女性1人で参加など、いくら知った仲でも軽々しい行動だと思えていただろう。
そもそも居酒屋での飲み会ですら、最近は断り続けていた。

今日の居酒屋での飲み会に久しぶりに参加したのは一つきっかけがあった。
それは最近友人の上野香織から体験談を聞いたことだった。香織は過去に留学していて、その時に黒人3人と複数プレイをしたことがある、という話だった。その話は由紀の性癖に強く刺さるものだった。今までは、ぼんやりとした複数プレイへの願望はあったが、香織の体験談がきっかけで、はっきりとした形の願望が出来上がっていた。

さっきまで一緒にいた男性達との複数プレイを想像して自慰をした由紀。城田塾長から入った誘いに対して、自然と参加の返信をしていた。
由紀は大きな一歩を踏み出す感覚を自覚し、強い胸の高鳴りを感じていた。
男性達も由紀との飲みを楽しみに心踊らせていたが、由紀の胸の高鳴りは比べ物にならないくらいのものであった。


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