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美脚の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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美脚の人妻-2

「こういうセックスは初めて?」
「初めてだよ。これは前戯じゃなくてセックスって呼ぶのかな?」
「呼ぶんじゃないかしら?少なくとも私は夫とこういう風にしかしたことがないもの」
確かに彼女の足遊戯は達者だった。普段コンパスのようにふるまう足が、ベッドに入った途端、特上の鞭のようにしなやかにうごいていて、それは言葉で言い表せないほど美しかったし、おっぱいやヴァ○ナよりたまらないほどエロティックだった。
僕はヴァ○ナを触るのをやめて、射精する事に集中しはじめた。
「とても気持ちいいよ。」
「でしょう?私は結婚したときから毎晩やってるからなれたものなのよ」
旦那さんに毎晩手入れをしてもらって、この運動を繰り返せば自然と足はきれいになるはずだと僕はうなずいた。
気がつくと彼女は右足だけではなく、左足も使って僕のペ○スを愛撫していた。右足が上半分を、左足が下半分を違うリズムで強くこすり、フェラチオなんかよりも格段に気持ちよかった。
僕は射精しそうになって全身を堅くした。
「莉子さん…いきそう…」
「いいわよ。」
冷静に答える莉子さんの声を聞いて下半身に力をいれた途端、頭が一瞬真っ白になり短い絶頂を迎えた。
体に電流が走りえもいえぬ快感と虚しさにおそわれて、射精をした。
ぴゅっぴゅっと勢いよくでるそれはすぐそばにあった莉子さんの左足の甲にかかった。
「莉子さんごめん!!今拭くから」
僕は慌ててベッドサイドからティッシュを取ろうとした。
しかしそのとき、莉子さんは無言でそれらを掬い取って左手にのせはじめ、それから慣れた手つきで足の全体にちょっとづつ置いてから、なじませるようにゆっくりと揉みはじめた。
とくにかかとにはたっぷりと精子をつけていた。
最後に薬指と小指の谷間までゆっくりとなじませてから、余った精子をふくらはぎに塗った。
僕は胡坐をかきながら、呆然と信じられない思いでそれを眺めたが、しかし内心では帳尻があった時のように納得したのだった。
「太一くん、意外と量少ないのね。」
莉子さんは下を向きながらあっさりとした口調でそう言った。
莉子さんの長く細い指は艶やかな足に絡まり、情熱的に動いていた。
「夫の方がいくらか多いし、粘り気があるわ。わざわざ不倫するほどでもなかったかも」
小さなほっぺを膨らませて、かわいげに言う莉子さんに僕はなにも言い返えせず、黙って天井を見上げた。
十二畳より広い部屋なのに豆電気しかついていなかったので、端っこの方は暗くてよく見えなかった。
「まぁいいわ。若い子は数で勝負よ」
「うん……」
そう無防備に返事をしたが、もうすでに僕はとらえられていたのだった。
壁に豆電球のほのかな明かりで、莉子さんの脚の影が写った。
人食植物のツルのようそれは段々と伸びていって、岩のように動かない僕の影へと近づいてゆく。
影絵のようなそれをぼんやり眺めて、僕はひどく後悔をした。


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