念願の彼女-3
次からは色々体位を変えてセックスできると思い、処女喪失の今日は恭子をしっかりと抱きしめたまま、ただ腰をゆっくりと動かして終わろうと思った。
「大丈夫?」
「んんん…、う…ん…」
時折心配してくる修にそう答えるしかなかった。
(痛い…気絶しそう…)
好きな男の体にしがみつき激痛に耐え続ける。
すぐイクと思ったがらなかなかイカない修。もう20分はゆっくりと腰を動かしている。
(もうちょっとでイキそうなんだけどな…。腰をガンガン振る訳にもいかないし…)
恭子はギリギリの所で意識を保っていた。もう痛すぎて下半身が千切れてしまったかと思う。不定期にキスしてくれるお陰で恭子は意識を保っていられるのかも知れない。
(ああ…、ようやくイキそうだ…)
ペニスが蠢いて来た。モヤッとした感覚が少しずつ大きくなってきた。
「ハァハァ、今瀬…、イクよ?」
「んんん…、う、ん…」
ようやく痛みから解放されると思った。もう少し耐えれば終わる…、恭子は必死で意識を保つ。
「ハァハァ、今瀬…」
興奮している様子の修を見て、初めて見る男がイク瞬間。激痛に苦しみながらもハァハァ息を切らす修にドキッとする。
「あっ、イク…!」
修が慌ててペニスを抜く。
「あああ…」
ようやく肉杭が抜かれ、体から力が抜ける。
「うっ…!」
恭子は意識朦朧としながらも、ペニスから精子が飛び出す瞬間を見届けた。
(あんな風にピュッ、ピュッて出るんだ…。)
その瞬間を見届けると目を閉じてヒリヒリ痛む股間に苦しみ始めた。
「ハァハァ、ハァハァ(ヤッた…、今瀬とヤッた!)」
恭子のお腹に溜まる精子を見て、とうとう恭子をモノにした感動を味わった。修はペニスが萎えるまで精子を振り絞った。
「あ…」
手に血がついていた。よく見るとペニスも赤く染まっていた。
(処女膜破った血か…。)
血を見つめる修の姿をチラッと見た恭子も、その血を確認した。
「今瀬…」
「高梨くん…」
2人は強く抱きしめ合い、キスをした。
「私たち、しちゃったんだね…」
「うん。しちゃったね。痛い?」
「うん…。でもこのまま…、このまま抱きしめてて…?」
「うん。今瀬、愛してる。」
「私も愛してる…高梨くん…」
長いキスを交わす2人。体は痛くとも気持ちは幸せ色に染まる恭子であった。
しばらくして恭子を家まで送って行き、そして家に帰る修。さっき恭子とセックスしたベッドに寝転び喜びを表した。
「ヤッた!今瀬とヤッたぞ!今瀬の処女、奪ったぞ!」
そう言って喜びを爆発させたのであった。