風俗タワーの冒険-7
「フフッ、ありがとうございます。次はじゃあスマタですよ」
ひばりちゃんは、俺の上に跨り、ローションを両手にたっぷりつけ、オマンコと手でペニスを挟んで上下運動をしてくれる。
「こうしてると入ってるみたいですよね」
「ああ、気持ちいいね」
ひばりちゃんはゆっくりと動き始めた。最初はゆっくりだったが徐々に早くなっていく。
「ああ、いいですよ!いってください!いってください!」
「うぐぅ……」飛び出した精液はひばりちゃんが左手で受け止め、右手は射精感が最後まで続くようにシコシコしてくれる。
すっかり射精してしまった。気持ちよかった…俺はしばらく余韻に浸った後、フキフキしてくれてるひばりちゃんに声をかけた。
「はぁはぁ、きもちいい、素敵、ひばりちゃん綺麗だよ」
「私も気持ちよかったです、こんなに感じてくれてなんだか嬉しかったです」
「そうなんだ」
「はい、私、はちのへさんだから言うんですけど、もう今日でこの仕事辞めようって思ってるんです」
「ええ、辞めちゃうの?」
「昼職について、まじめに資格とって、朝起きて夜寝る仕事に行きたいなって」
「ここだって夕方までのシフトはあるでしょ」
「うーんそうなんですけど、昼だけって、そんなに稼げないんですよね」
「まあ確かにそうだよね」
俺は風俗嬢の給料事情はよくわからない。でもきっと昼間の仕事よりは高いんだろうなと思うけど、まあ色々悩みはあるよね。
「それに、ここはお客さんがお金を払ってまでしたいことをする場所じゃないですか」
「うん」
「私はそんなに指名もとれないし、お客さんもみんな冷たいから、私に合ってる仕事じゃないのかもしれません」
「そっか……そうなんだっけ」俺は本指名をあんまりしないのでひばりちゃんともフリーでしか遊んでこなかった。
「なので最後にはちのへさんにサービスできて、良かったです。優しい人といいプレイができた気がします。ありがとうございました」
「こちらこそ最高の体験ができたよ、ありがとう」
「私が昼職行ってもラインとか電話番号は変えないですから、これからも仲良くしてくださいね」
「え、ラインとかしていいの?」
「ほかのお客さんにはナイショですけどね」
「じゃあお店の外でひばりちゃんのサービスを…」
「それはもうしませーん、そういう事言う方はすぐブロックしますからね」
「ああ、そりゃそうかもな」
「いいカレシができたら、カレシのためだけに、ここで得た技術を使って愛してあげるんです」
「それはカレシさん幸せだろうねえ」
「ふふ、はちのへさん、元風俗嬢と結婚したいって思います?」
「それは色んな考えの人がいるだろうから、俺はさっきもシホちゃんにプロポーズして怒られたよ」
「ハハハ、はちのへさんは優しい人ですね」
ひばりちゃんは俺をギュっと抱きしめてくれた。なんとなく涙声な気がする。気づかないふりをするのが大人の男だよね。
ひばりちゃんの人生、ひばりちゃんの肌のぬくもりの向こうを感じてなんだか寂しい気分になった。
***
魔女の声がする
「勇者はちのへ、あなたは勇者です、本当に」
「魔女め、なんか色々見られてるのが恥ずかしい!」
「次はいよいよ私のサービスですよ」
姫の声がする
「勇者はちのへ、リンパマッサージはそんなに良いんですか?私にもやってほしいです」
「お前がやられるんかい、でもいいよ、やってあげる」
俺は次のフロアに進んだ