クラスのアイドルに告白してOKもらって即セックスだ-1
クラスのアイドル涼子ちゃん、俺は涼子ちゃんの事が大好きだ。
涼子ちゃんはクラスで一番かわいい。涼子ちゃん自身もそれは自分で自覚している。
だから、あまり他人と仲良くしない。
他の女の子からは、距離を置かれているけど、男連中はだいたい何かあっても涼子ちゃんをかばうので
涼子ちゃんはさほど苦労なく学生生活をエンジョイできているようにも見える。
俺は涼子ちゃんの事が大好きで付き合いたいけど、涼子ちゃんは俺のことなんてなんとも思ってないんだろうな。
そんなときに、俺に大きなチャンスが巡って来た。
インフルエンザで学校が休校になったのに、アホなことに俺は知らずに学校に来ていた。
登校中、人が少ないことに違和感を覚えたが、いつも通り遅刻ギリギリだからに違いないと
気にしないことにしていたのだ。
教室につくと、教室には涼子ちゃんしかいなかった。
「おはよう、涼子ちゃん」
「おはよう、ミノリくん」
「誰もいないから、なんか曜日間違っちゃったかなと思っちゃった」
「そうだね、私もなんだか確認するのが億劫になっちゃってぼんやりしてた」
「なんだろうね」
「そうね」
そんな風に、あたりさわりのない言葉を交わすだけで、俺の心は舞い上がっている。
ああ、涼子ちゃん涼子ちゃん涼子ちゃん。この学校に俺と涼子ちゃんの二人しかいないんだ、ヤッターもしかして異次元空間に二人っきりで閉じ込められたんじゃないかな?
そうだったらいいなあ。
実際には職員室に先生がいて、
「あなたたち、インフルエンザで休校って聞いてなかったの?」
「「きいてませんでしたー」」
というやりとり。
しゃーない、幸せな時間ももう終わり。帰ろうか涼子ちゃん。
「ねえミノリ君?」
「なんだい?」
「せっかくなんで、あったかいコーヒーでも飲んで帰ろうか」
「そうだね」
俺たちは売店の近くの自動販売機で紙パックのコーヒーを持ってベンチに腰掛けた。
涼子ちゃんの方がそんな申し出をしてくれるなんて、なんていい日なんだろう。
「涼子ちゃんとこうして二人で過ごせるなんて、今日はなんていい日なんだろう」
思ったことを口にしてしまう。
「フフフ、ミノリ君そんな風に思ってくれるんだね」
「知ってるかもしれないけど、俺は涼子ちゃんの事が好きなんだよ」
「そうなんだ!やった!」
「ええ、やったってなに?」
クラスのアイドルがまさか俺の事を好きだと思ってる。そんなはずないよね?
「私ね、実はミノリ君のことが好きなんだよ。いつか恋人ができるならミノリ君みたいな人がいいなって」
「ええ、本当に?いいよ!付き合おうよ!」
「いいわよ、もっとお話しましょうね、携帯番号とか交換しよう」
付き合うってのがどういう事か俺にはあんまりわからないが、好きな人に好きだと言われるなんてこんなに素晴らしいことは無い。
LINEや携帯番号などを交換し、いつでも連絡ができるように登録しあった。
「ミノリ君!」
「はい」
「じゃあ、セックスをするわよ!」
なんと、涼子ちゃんは積極的なタイプだった。
「ええ、セックス?いいけどそんなに急ぐの?」
「ウン。やっぱり、距離を縮めるのは何日ものコミュニケーションよりも一発のセックスだと思うの。恋って時間じゃないのよ。」
「ええ、すごいね、経験豊富でいらっしゃる?」
「バカね、まだ処女よ」
「処女だったんだ」
「うん、いろいろ事情があるけど、とにかくあなたに抱かれたい。そのあとになんでも理由を話してあげる」
あーこれは転校しても私を忘れないでパターンかも…悲しくなってきたがそれはまあ気の回しすぎというもの。
俺たちは日にちをずらして、電車で知合いのいない駅まで行ってラブホに入って行った。