幼茎の尿臭 〜聖美13歳・知季10歳〜-9
そう言って聖美は、両手で知季の太腿の付け根を掴み、小刻みに幼茎が揺れている無防備な知季の股間に、濡れた自分の股間を押しつけて前後に腰を動かした。男女が入れ替わった正常位のような体位になった二人の股間から、聖美の13歳の陰部と知季の10歳の幼茎が擦れ合うたび、聖美がとめどなく漏らす愛液がくちゅ、くちゅと音を立てる。
ねぇねが、ねぇねがいやらしいことをしている。ぼくのちんちんを見たり、触ったり、変なことしながら、でも気持ちよさそうにしている。本当なら忌避すべきで、きょうだいに露呈するものではないはずの、むき出しの姉の性欲に接し、知季はどうしていいかわからなくなった。両手はだらんと下に伸ばしたままで、聖美を見る眼はうつろだ。
「あぅん、知季のちんちん、知季のかわいいちんちんが、あたしのやらしいまんこに当たってるぅ……うぁん、はぁぁ、知季、知季……」
下半身を押し出すように腰を振って、やっと恥毛が生え揃ったばかりの幼膣を知季の股間に押しつける聖美は、知季がそれまでに一度も見たことがない、ねぇねなのにねぇねじゃない姿を見せている。
思春期前の、まだ性的な刺激によって勃起することのない、無毛の幼茎に押しつけられる聖美の股間を、知季はぼんやりとした瞳で見つめていた。だいぶ前に一緒にお風呂に入っていた頃に見たそれと違い、いつのまにか母親のそれのような恥毛が茂っているねぇねのお股。そして、聖美の身体からは、やはり知季が嗅いだことのない、しかし知季のDNAが、いずれこんな匂いが知季にとって、女の子みたいにかわいい顔をしている知季にとって当たり前になるよ、とささやきかける、ひとあし早い「性徴」の匂いが濃密に漂っている。
口を半開きにして無表情で聖美の顔を眺める知季を見つめながら、聖美は昨夜のあの身体がぎゅうぅぅっとする感覚が訪れそうになるのを感じていた。
紬、今度あんたにも見せたげる、あたしが知季とエッチなことするとこ。知季のかわいいちんちんに、あたしのやらしいまんこくっつけてるとこ見て、紬もあたしが昨夜したことすればいいよ。したいんでしょ知季でやらしいこと。ショタって結局そういうことじゃん。でも、紬には、知季のちんちんはぜったいに触らせないし、紬のまんこに知季のちんちんはぜったいにくっつけさせない。それをしていいのはあたしだけ。知季の、たったひとりのねぇねのあたしだけ。