願望から欲望へ-1
女が自分の性癖に気付いたのは、中学の時だった。
友だちがアイドルのイケメンと、恋に落ち結婚するという妄想を聞きながら、そういった事をまったく望んでいない事に気付いた。
女が理想として描いたのは、いびつ な顔をし、気性が荒く、女を道具のように扱う男だった。
そうした男たち囲まれ、輪姦される姿を想像した時、言いようの無い、快感と恍惚とした感情が湧き上がって来たのだ。
それ以来、女は、そういった男を求めた。
そして、その時が来た。
女が夜中の公園を一人で歩いていると、後ろから二人組の男に襲われた。
「キャッ。」
女は小さく悲鳴を上げたが、それ以上、声を出さなかった。
男たちは、女を男子トイレに連れ込むを、急いで服を脱がせ始めた。
しかし、上手くボタンが外せないらしく、イライラとしていた。
「服脱ぐし、言う通りにするから、酷い事しないで。」
女はそう言って男たちを誘いながら、服を脱ぎ全裸になった。
女は処女では無かった。
処女は出会ったばかりの、何処の誰とも判らない男に奪ってもらった。
男に襲われた時、処女の血を嫌って逃げられたりするのは、イヤだと思ったからだった。
女はこうして強姦されるのは、初めてだった。
胸は期待で高鳴り、アソコは既に愛液で濡れてた。
男たちは女のアソコを触り、愛液で濡れていると解ると、すぐにペニスを押し込んだ。
少し抵抗したものの、女のアソコはペニスを根元まで咥え込んだ。
激しい快感に襲われ、女は悲鳴に近い声を上げた。
「あっ、ダメ、イヤー。」
女はそう言ったが、両足を開き、男を受け入れていた。
男の性欲にまみれた責めは、女が想像していた以上に激しいものだった。
女の事など一切考えない、男の、オスの欲望に任せた責めは、女に快感と苦痛を与えた。
しかし、そうして男たちから、激しい責めを受ければ受ける程、女の淫欲は高まり、何度も潮を吹き、放尿した。
気が付くと、女は数人の男たちに囲まれ、性欲にまみれ勃起した物を、見せつけ、押し付けられていた。
女は両手でそれらを握り、口やアソコに咥え込み、何度も絶頂を迎えた。
頭の中が真っ白になり、記憶が飛んだ。
自分が何処で何をしているか解らなかったが、体は男たちの欲望に素直に反応し、男たちを喜ばせていた。
男たちは容赦なく女を責め、性欲の限りを女に叩き付けた。
夜明け近く、女は、使い古しのラブドールの様に、穴と言う穴から精液を垂れ流し、男子トイレの中に放置されていた。
顔や体も、精液まみれになっていた。
(ああ、これダメ、とっても気持ち良い。もう止められない。)
女は顔に付いている精液を、指ですくい舐めながら、とても嬉しそうな顔をしていた。
その後少しして、女はその近辺から姿を消した。
女の姿を見かけることは、二度と無かった。