フ−さんとの結婚-1
あの日あの時 凍てつく氷りの川の中で 赤い花はその身を絶えた。
赤い花 暗闇の中 踏みにじられて 今日消えた。
あの日消えた私の怨霊は
今日も明日も 「夢」を 消しに行く 毎日毎日「夢」を消しに行く。
「夢」と私 受け持ちは友達だという。
だから私が先生のところにいじめ相談に行くと、
すぐにその話を「夢」のところに先生が言う。
「夢」はそれを知っていじめがエスカレ-トする。
そして「夢」は受け持ちの先生に 「悪ふざけ 悪ふざけ」という」
先生はいじめを知っていながら悪ふざけでかたづける。
校長にも悪ふざけと報告する。
そしていじめはなかったことになる。
受け持ちの先生も「校長」も知っていても 陰で 私がオナニ-させられていることを楽しんでいる。
「夢」は 評判の男食いであることを知っている。みんな知っているんだ。
「夢」 あんたのことは毎日殺しに行くよ。
起きていても寝ていても
写真に写る「夢」の肩越しにうっすらと笑いを込めた薄い女が写っているよ。
魔界の仲間たちだよ。私の怨霊の仲間たちだ。
仲間の顔をよく見てごらん。
「夢」「夢」 お前は 魔界の中で狂い死にするんだ。