真野可奈-1
【真野可奈】
「おーす!河口兄ぃー、また遊びに来たよー」
明るい声で俺を呼ぶ若い女の子。
小さい頃からこのアパートに住む「真野可奈」20歳の専門学生だ。
俺がもっと若い頃から家族ぐるみで付き合いがあり
今でも頻繁に俺の部屋に顔を出す、
笑うと見える八重歯が魅力的な元気溌剌な娘だ。
特に最近は成長著しいというか、成人して発育が極まり
意識しないのが無理なくらい胸元がパツンパツンに膨れ上がっている。
「あ!河口兄ぃー、いま私のおっぱいチラ見したでしょう?」
悪戯っぽく言い放つ彼女に困ったような笑みを向ける。
「そんな遠慮がちに見なくても、どうせ私のおっぱいは河口兄のものだよ?
今日もいっぱい愛して欲しいな・・」
そこまで言うと、自分で喋った「愛」という単語に照れたのか
両手をほっぺをあてて真っ赤になっていた。
「・・・・」
そう、いつからだったか・・彼女は俺に恋心を抱き関係を迫ってきた。
だいぶ昔から俺のターゲットは・・いや、癒してあげたい対象は疲れた人妻であり
若さが溢れるというか、
むしろエネルギーの塊としか言いようのない20歳の生娘に興味はなかったのだが・・
彼女の母親、「真野雅」さんを癒してあげたいとずっと前から思っていたので
その娘である可奈を無碍にも出来ず、「初体験は初恋の人と」と強く迫る可奈と
お望み通りの貫通の儀式を行ってやったのだが、それからずるずると今に至るまで
定期的に関係を結ばされていたのだ。
「将来の河口可奈!将来のマイホームにまたお邪魔しますー!」
ぴょんぴょん跳ねるような勢いで俺の部屋に上がり込む可奈。
(ついていけねぇ〜〜)
毎度のことながら困ったように佇む俺を横目に
可奈は当たり前の様に衣服を脱ぎ散らかし
グラビアアイドルと見紛うような若くて張りのあるナイスバディーをお披露目するのであった。
「じゃーん!河口兄ぃ、私のおっぱいまた大きくなったのだ!
河口兄がちょくちょく揉んでくれるからかなぁ?」
にんまり笑う可愛くてあどけない顔に一瞬癒されそうになったけど
(可愛いは可愛いでも仔犬が可愛いのと似たような感覚なんだよな)
ブラを外してパンティーも脱ぎ、いざ裸になると少し照れ臭い様子で
片腕でバストを、もう片手で股間を隠しながら上目遣いで俺を見つめてくる。
(こういうの、同級生の男子なら堪らないんだろうなー)
滅多にいない魅力的な娘の求愛に、残念ながら俺は課されたお務めを果たすような気分で
表面的にだけ応え、その若々しい身体を抱き寄せて口づけを交わすのだった。
頭の中で可奈の母親である、可奈とそこまで似てない雅さんを浮かべながら
下半身に血流が集まるように促すのだった。