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夢心地
【同性愛♂ 官能小説】

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夢の中-1

<あ〜、逝かせて下さい>
こんなセリフを自らの口から発してしまった。
男の指が、乳首を襲い、先走りでヌルヌルになった陰茎を扱かれる。
堪らない気持ちがマサを襲い、もう頭の中が真っ白な状態に。

(逝きたいか?)
<逝かせて、お願い>
(駄目だ、まだ逝かせない)

男の手が、扱くのを止めて、乳首に舌を這わす。
昇り詰める寸前に停められる快感の渦。

男と出会い、1時間前までは、喫茶店で話をしていた。
場所柄、淫靡な会話は控えて、世間話等をして、お互いの素性を探る。
初めて会ったばかりだけど、お互いの欲求がメラメラと燃え上がる。

(これからどうする?)
<どこかで軽くどうですか?>
(じゃあ行こうか)

マサは男の言葉に従い、車に乗り込む。
どこへ行くのだろうか?
男の車の後を付いて行き、感情の高ぶりを抑えながら進む。
暗がりの量販店の駐車場。
車を止めて、辺りを伺う。男が下りて来て、マサの車に乗り込む。

(ここなら大丈夫だよ)

そう言いながら、マサの股間に手が触れる。

(ズボン下ろして)

マサは男の指示に従う。
露になった下半身を、男の指が、這いまわる。

(ふふふ、もうこんなになってるの)
(感じやすいんだね)

上も脱いじゃおうか、そう言われてTシャツをまくり上げるマサ。
暗闇の駐車場とは言え、うっすらと灯りが灯る場所で、
ほぼ全裸になり、男の愛撫を待つ。
男の指が乳首を摘まむ。

<あ〜っ、気持ち良いです>

男の指が的確に乳首を責め、片方の指は、マサの陰茎を扱きだす。
乳首からの快感と、陰茎にに感じる刺激が、マサを狂わせていく。

<あ〜ん、凄く感じます>
(もうヌルヌルだよ)

羞恥心と露出の快感がマサを襲います。
全てを晒してる、恥ずかしい気持ちと、外から見られるかもと思う気持ち
頭の中で、見て欲しいと思う気持ちが、更に興奮を誘います。

休むことなく、執拗に乳首と陰茎に刺激を与え続けられ、
身体に感じるほど、透明な液体が、とどめなく流れる。
乾いた音から、グチュグチュと言う湿った音に変化していく。
男の指が、1か所にとどまらず、まるで、マサの性感帯を知ってるかのように
這いまわり、わき腹、脇の下、お尻に。
指責めが終わると、舌を使って、更に責め立てられ、卑猥な音か車内に響く。

<もうダメです、逝かせて下さい>
(まだ逝かせない)

陰茎を扱いた手が離れる。
相変わらず乳首を吸われて、快感が治まらないように責め続けられる。

<お願いします、逝かせて下さい>
(駄目だ)

そんな言葉のやり取りが何度も続く。
車内で全裸同然の格好で責められるなんて、今まで経験した事が無い。
羞恥心と露出願望を満たされ、指と舌で肉体的に責められ
マサの頭の中は、今まで経験した事がない位、感じています。

<もう限界です、逝っても良いですか?>
(仕方ないな、それじゃあ思いきりぶっ放して)

その言葉が終わらない内に、陰茎からドクドクと精液が流れ、
マサの身体中に快感の渦が。

<凄い、凄いです>

ここで目が覚めてしまいました。
何だ、夢だったのか、でも陰茎は勃起したまま。
最近このような夢をよく見ます。

いつかは実現できるかな。


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