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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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人妻の浮気心 (4)-1

「やらぁ……撮(ほ)ぁないぇ……」

 真っ暗な画面から、ゆきの甘えた声が聞こえる。
「ねぇ、らめぇ……」
 何かを頬張ったまましゃべっているのだろうか、ろれつが回っていない。恥ずかしそうな妻の含み笑いが、嫌な予感で顔面蒼白の夫の耳をくすぐる。
「ゆきさん、手どかして」
「んんぐ……ゃらぁ……」

 男女の押し問答が何度か続いた末に、暗闇に光が差す。上目遣いのゆきと目が合った。なんと愛らしい顔をした女だろう。元々年齢より若く見られることの多い妻だが、動画の中の彼女は今よりさらに八歳若い。三十歳でなお少女のような可愛らしさが滲み出る妻と、八年ぶりの再会。その口には、見知らぬ男のペニスが深々と突き刺さっていた。

 端的に言って、画面越しに私を見つめるゆきの姿は酷かった。
 蕩けて弛緩したメスの顔。火照った表情で他人棒を頬張っている。頬張りながらときおりペニスを吐き出し、「撮ってるの……?」、「ねぇ、ゃだぁ……あんまり見ないで……」と、嬉しそうに語りかけてくる。嫌だと言いつつ、フェラチオには一層熱が入り、ジュッポジュッポと唾液を絡ませいやらしい音を立てている。
 仁王立ちしたYの足元に正座して傅く妻。パリッと着こなしていたはずのスーツは乱れ、ブラウスもはだけている。たくし上げたキャミソールにずり下げられたブラジャー。すき間からはみ出る白い乳房。ゆきが頭を動かしYのペニスを口で扱くたび、潰れた乳房の先端の蕾が細かく揺れる。
 下半身もだらしない。くしゃくしゃになったストッキングとショーツとが太ももにひっかかり、スカートの裾はめくれている。局部こそ見えていないものの、股間の三角地帯からは濡れて毛束状になった陰毛が覗いている。

「ゆきさんがこんなにフェラ上手だなんて知りませんでした」
「んん……ひわないれ、ほんなほろ……ジュプ、ジュル……」

 目を細め薄く笑いながら片手で肉棒を持ち上げ、裏筋を舐めあげる。何度も往復する。舌に絡まったYの陰毛を指で摘んで取り除いては、陰茎への奉仕を繰り返す。甘えきった声と表情に反吐が出る。あらためてこの女が本来は性に奔放な女なのだと思い出す。女子大生のころからそうだった。Fとの破廉恥行為の数々はもちろんのこと、そのFと上手くいかないとなれば合コンで知り合った男とワンナイトラブを楽しむ、ゆきは昔からそういう女だった。

「あぁ、そんな喉の奥まで……オフィスでいつもお澄まししてるゆきさんが……」
 なまじ清楚に見えるからたちが悪い。ゆきとセックスした男誰もが、普段の姿とのギャップに驚き興奮し、この女をさらに辱めたくなる。
 陰嚢を口に含み、陰茎を手で扱く。親指と人差し指は亀頭を撫で、唾液とカウパー液を塗りたくっている。細い指で丁寧に作業し、またぱくりと口に含む。
「んん、しゅごい……もうおっひくなっへひはぉ……」
「旦那さんにもこうやってお掃除フェラしてあげてるんですか?」
「んんん……」
 ゆきが私を真っ直ぐ見つめて、首を横に振る。雪のように白い頬がペニスの先端に内側から押され、左右交互にむに、むに、と膨らんだ。愛する女の頬が知らぬ男の亀頭の形に盛り上がる。

 私とはセックスレスだった時期である。ゆきはどんな気持ちで後輩男子のペニスを咥えていたのだろう。舌をぺろりと出し、裏筋、カリ首、包皮の皺まで丁寧になぞり刺激する。蕩けた表情で亀頭を見つめ、口を尖らせ尿道にキスをする。
「ふふふ……なんか出てきた……」
 カウパー液をちゅぅと吸い上げ、嬉しそうに私を見上げる妻。女の唇からは粘ついた液体が糸を引き、Yの尿道まで続いていた。

  *

 Yから受け取ったビデオは、二度目の行為の後のお掃除フェラから始まっていた。

 最初は受け身だった、つんつんしていたと言っていたのに話が違うじゃないかという私の妙な抗議が可笑しかったのか、Yは少し口元を緩め、しかしすぐ元のかしこまった表情に戻り弁明した。最初はたしかに受け身だったし、Yを冷たくあしらう感じもあったのだが、二度目のセックスの途中から変わってきたのだと。

 男に促され、Yの上にまたがるゆき。股を開くと陰毛の奥で濡れそぼった花びらがぱっくり割れているのが見えた。割れ目から、真っ赤な花芯が涎を垂らしている。清楚なOLがはにかんだ笑みを浮かべてみせても、下半身がこれでは台無しだ。
「ゆきさんのおまんこ、ぐちょぐちょ」「んふぅ……」「マン毛じょりじょりでやらしい……」「ぁん、だって……」「だって?」「Yくんが押し付けるから……」「何を?」「……」「何を押し付けられてるの?」「……おちんちん」「やだ?」「ん、んん……やだ……」「やめる?」「……うん」「嫌い?」「嫌い……」

 言葉とは裏腹に女の吐息は荒く、湿り気を帯びてきた。下半身を押し付けあう男女。「やだ」だの「嫌い?」だのくだらぬやり取りをしつつ、額をくっつけ唇を触れ合わす。股間ではきっとゆきの充血し膨れ上がった大陰唇にYの陰茎が挟まれ、張り出した亀頭の傘はクリトリスを弾いているのだろう。手慣れた男たちは皆こうやってゆきを焦らす。私くらいだ。こういう前戯を知らず、ゆきを導けなかったのは。

 執拗なYの焦らしと「やめる?」の問いかけに、ついにゆきが折れた。

「やめないで……」「嫌なのに?」「……いじわる……」「なんで?」「……気持ちいいから……ぁん!」「これが気持ちいいの?」「んっ……! そう、それ……ねぇ……」「なに?」「ちょうだい……」「何を? どこに?」「……おちんちんを……おまんこに……」


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