投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

惨酷メカ(裏):凌辱のガラパゴス/ゲリラ村の虜囚日記(ケータイSF愚弄小説・18禁)
【SF 官能小説】

惨酷メカ(裏):凌辱のガラパゴス/ゲリラ村の虜囚日記(ケータイSF愚弄小説・18禁)の最初へ 惨酷メカ(裏):凌辱のガラパゴス/ゲリラ村の虜囚日記(ケータイSF愚弄小説・18禁) 12 惨酷メカ(裏):凌辱のガラパゴス/ゲリラ村の虜囚日記(ケータイSF愚弄小説・18禁) 14 惨酷メカ(裏):凌辱のガラパゴス/ゲリラ村の虜囚日記(ケータイSF愚弄小説・18禁)の最後へ

(番外編)ゲリラ魔女姫のファミリー事情-2

2
 ちょっとばかりレイジーをからかってマウントしてオモチャになぶり、上機嫌で部屋を出る。
 そうしたら、少年少女が言い争って喧嘩していた。

「最低!」

 プンスカと腕組みしてふくれっ面なのは、リュウ(劉)の下の娘。宥めているのはシン(中国・台湾人の少年でレイジーの助手の少年)。二人は恋仲なのだ。

「見てたでしょ? ほんっと汚らしい! もう私に触るな! 半径一キロくらいに近寄るな!」

「ご、誤解だよ。見てただけで」

「やっぱり見てたんじゃない! これだから、男の考えることは! 浅ましい! ケダモノ畜生! 恥じて切腹しろ! 剣に伏して自害しろ!」

 癇癪を爆発させたヒステリーの少女リュウ(劉の下の娘)に蹴飛ばされて、シンはたじたじであった。未熟ながらにも女の口はマシンガンのように罵倒している。

「どうせ私たちのことも、そんな目で見ているくせに! 姉様たちがちょっとエッチな格好するだけで、アンタ目を皿のようにしてジロジロ見るわよね! ほんッと情けない、節操とかないわけ? たまにお尻とかオッパイとかで「ドキッ」とするとか、自分で白状してたわよね? どうせ私はまだガキみたい身体でしょうよ! 私がいるだけで足りないのか、愛情もないエロ本なんか隠してるの知ってる、そのうち全部燃やしてやる!」

 チェルシーは苦笑して「どうした?」と訊く。
 すると少女は柳眉を逆立てたまま、指さして言った。

「シンが。いやらしい目で見てたの」

 指差した方向には、廊下に開脚で吊された裸の女。目はアイマスクしているが、他には一糸まとわず。たしかマリア・リーとかいう州軍閥の士官で、パトロールしていたのに出会って交戦し、捕虜にしてきたのだった。
 プラカードには「牝豚・好きに嬲って犯せ!」。
 これはもちろん魔女姫チェルシーの仕業だ。
 この廊下の一角だったら、往来する人間は限られているし、下級ゲリラ兵士からダイレクト輪姦で破壊するより「精神的な羞恥拷問」のつもりでやらかした悪戯であった(同じ中国系の血筋を引いているそうなので)。代償に酒樽を置いて貰ってきたのだった。
 義妹たちとのジョークやレイジーなどの男性陣への悪戯。娘や姉が見ている前で、さぞかし反応に困ることだろうと(どれだけ欲情していても、見られながらでは犯すのは心理葛藤があるだろう)。ただ、シンのことを忘れていた。まだ少年には刺激が強すぎたようだ。

「いやはや」

 頭を掻くチェルシーに反応して、再度の虜囚マリア・リーが叫ぶ。もはやアイマスクの下で半泣きだった。

「殺せ! いっそ殺せ!」

「そんなことを言っていいのか?」

 チェルシーは晒し刑の備えつけの赤蝋燭を手に取って、火をつける。その滴る赤い蝋をポタポタポタポタと、吊されたマリア・リーの胸や腹に垂らす。

「うぐぅお、オオッ! あ、熱いっ!」

 ついでにバイブレーターで股間を突っついてやる。
 苦悶の悲鳴に甘い嬌声の響きが混ざり出す。

「ひい! ふっ、ぐうぅ、やめてやめて、あああぁぁ」

 振動と刺激で反応した姫貝から、粘つく透明な汁が廊下にたらりと糸引いて落ちた。
 シンは目を見開き、それから少し少女リュウを見る。
 少女リュウは目を合わせて、ぱっと顔を赤らめた。

「何、見てるのよ」

 さっきまでの威勢から、怖じけたようだった。目をそらして、それでも息を喘がせて自分を見ている少年をチラチラと見ている。あの虜囚もこの少女も「女ということでは同じ」なのだった。

「私は、あんなのと違うから」

 少女リュウはゴニョっと口ごもる。
 だがすぐに、少年の劣情に興奮した息遣いに恐怖したようだった。彼女は不慣れでしかも処女だった。

「莫迦(ばか)っ!」

 いきなりビンタして走り去る。
 しかし頬に小さく赤い手形を受けたい少年は、追いかけるか、見物するかで、右往左往していた。
 ちょうどマリア・リーが模造品のペニスを突き込みされて、「あぐっ!」とだらしない悲鳴で淫蜜をあふれさせている。チェルシーがニヤニヤした調子で見守る少年にウインクして手を動かしていた。

「そら、気持ちいいか? 男の子供に見られている前で、そんなになって。見られて興奮してるのか、ヘンタイ」

「ち、違う! ううっ、うひぃっ! やめろ、あっ」

 静かな廊下に甘い嬌声が響く。
 少年シンはあとで少女リュウから「どうしてすぐに私を追いかけてこなかったの?」と不機嫌そうにネチネチ責められたそうだ。ローティーンで一番に気位が高く繊細で気が強いお年頃の少女なのだった。
 マリア・リーはじきに人質交換で救出・解放された。


惨酷メカ(裏):凌辱のガラパゴス/ゲリラ村の虜囚日記(ケータイSF愚弄小説・18禁)の最初へ 惨酷メカ(裏):凌辱のガラパゴス/ゲリラ村の虜囚日記(ケータイSF愚弄小説・18禁) 12 惨酷メカ(裏):凌辱のガラパゴス/ゲリラ村の虜囚日記(ケータイSF愚弄小説・18禁) 14 惨酷メカ(裏):凌辱のガラパゴス/ゲリラ村の虜囚日記(ケータイSF愚弄小説・18禁)の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前