4日目-10
おっぱいは小さい…というより、おっぱいとも呼べない。
乳首とその周辺が、わずかに前に突き出しているだけだ。
その乳首も、かなり小さい。本当に米粒ほどしかない。色も薄い。肌よりも、ほんのりピンク色をしているだけだ。
すらりとしたお腹に、可愛く窪んだオヘソがアクセントのようだ。…その下は…
大人であれば毛に覆われて正面からは見えない部分。
くっきりとした、われめが、あまりにも無防備にさらけ出されていた。
深く綺麗な一本すじ。毛穴さえもなく、ツルツルだ。
僕も浴衣とパンツを脱ぐと、ももちゃんを優しく抱きしめた。
しっとりと心地よい肌が僕に密着した。
目を潤ませて僕を見上げる、幼い顔。
僕は、ささやいた。
「ちょっと、お口開いて」
わずかに開いた唇に、舌を滑り込ませた。
「んっ…」
ももちゃんは少し驚いていた。
口の中を探るように舌を動かす。
ももちゃん、これが大人のキスだよ。
やがて、ももちゃんも察して小さな舌を出してきた。僕は、すかさず絡めた。
ふたりの舌が互いに求め合い、妖しく動いた。
とろけるような甘い味がした。
僕の腕の中にすっぽり包まれて、ももちゃんの体は、微かに震えていた。
「緊張してるの?」
「ちょっと…」
「怖い?」
彼女は首を小さく横に振った。
僕はそっと、ももちゃんを布団に横たえた。
小さな体に覆い被さった。
彼女は胸の上で手を組んでいた。まるで祈りを捧げるように。僕はその手を取って、細い指にキスをした。