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8月のヒメゴト 〜僕と桃香の7日間〜
【ロリ 官能小説】

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2日目-3

仕事中も僕は、ももちゃんの事を考えていた。
すると会社の部下が近寄ってきた。
「係長、今度の土曜、空いてます?」
「土曜?何かあるの?」
「合コン行きませんか?人が足りなくて」
数合わせか…
ももちゃんの事は誰にも話してないが、彼女をひとりにはできない。いや、例えももちゃんがいなくても、そんなものに興味はない。

「悪いけど、用事があるんだ」
すると部下は渋い顔をした。
「係長、付き合い悪いですよ。飲みに誘っても来たことないし。仕事だけじゃなくて、部下との交流とかも必要だと思いますけど」
彼は言いたい事だけ言うと、仕事に戻って行った。

部下との付き合いだけじゃない。僕は今、これといった友人もいない。
20代の頃は、それなりに遊んでいたが、会社で役職に就いた頃から、ストレスで人付き合いが面倒になってきた。元カノと別れてから、さらにひどくなった。

趣味もなくなった。そういう気になれない。
朝起きる。仕事に行く。帰って寝る。
僕の生活は、それだけだった。
休日は、ほぼ一日中寝ていた。

わかってる。おそらく多くの人が、そんなふうに暮らしているのだろう。
僕だけが、特別つまらない人生だとも思わない。

女性とは、過去3人付き合った。
2年前別れた彼女は言った。
『耕平君といると、退屈なの』
つまり僕は退屈な男だ。

ももちゃんは、そんな僕を慕い、頼ってくれる。僕と一緒にいたい、僕を好きだと言ってくれる。あんなに可愛い子が…
もし、ももちゃんが子供じゃなかったら…僕は…


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