(番外編)デスメタル・セレナーデ(吸血姫)-2
2
「ベトナム人ども、舐めるなよ! 調子こいてると、またメリケン・アメリカンと一緒にドサクサに紛れて大虐殺してやるにだからな!(責任は共犯にしたアメリカに押しつければ万事オッケー) お前らやシナ人だって、日本で犯罪やりまくって忌み嫌われていたくせに。コリアンばっかりが「日本人成りすまし」で悪く言われるけどな、日本でシナ人の帰化人政治家もさんざん悪さしていたにだ。ウリナラだけが悪く言われるのはワースト・ナンバーワンだからにだ。ソドムとゴモラも震え上がるサタニックなミンジョクにだ」
観客へのお土産は「マンドラゴラ」と称したキムチ。
キャッチフレーズは「石打刑は勘弁して」。
次回のバラエティ番組への当番予告は「ジャップに成りすまして虚言百裂拳」。日本国内でコリアン芸能人とか帰化人政治家がやりまくって、世界各地で「悪さするときには日本人のふりしてやる」だったそうだ。
ソック・アリーシャは(混血であることもあって自分の先祖民族を)過去の事実を客観的に冷静にネタにしている芸風であった。居直りと逆手にとったファインプレーで、大破滅で事実上に絶滅したウリナラの追悼供養。
乱戦と内戦の果てに水爆で焼き滅ぼされ、虚言デマなど悪行をやりまくっていたので、世界中でリンチに遭ったそうである。特に日本や中国などでは、現地人や日本人を偽装してやりたい放題だったため、報復と制裁もそれ相応であったとか。一般に「温和」とされる日本人ですら、グレーゾーンと人道主義を逆手にとって悪の限りを尽くしたコリアンには容赦なかったらしく、朝鮮半島の南岸には「強制送還コンテナ墓場」が残っているらしい。
笑ってネタにできるのは、大昔の事件だから。
きっと当時は笑い事ではなかっただろう。
3
そして同日。
要塞都市や近隣村落から、パソコンで煽動・デマ散布・スパイ工作サイトを運営していた数十人が一斉に捕縛された。例によって城壁外に引っ張り出され、罪状公開されたスパイ容疑で全員が銃殺・射殺された。
死体は鉄の籠に入れて朽ちるまで晒されたそうだ。
州軍閥連合勢力の別の要塞都市が内部からの工作によって陥落して、大虐殺と略奪・凌辱の嵐で、凄惨を極めたらしい(チェルシーの場合は例外的に被害が少なかっただけ)。防御と予防に、そういう手引きや裏切り行為する連中や、難民や地元民に成りすました不逞の輩は、「片端から殺せ」が基本であったから。
ソック・アリーシャがある日に楽屋に行くと、電子足輪と爆弾首輪のプロデューサーの一人から、遺言の口述筆記頼まれたという逸話もあるそうだ。