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惨酷メカ:バーチャル・カプリコン、と芋掘りレジスタンス村娘(ケータイSF愚弄小説・18禁) ※第一部完結?※
【SF 官能小説】

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阿媚嬌喚フィストとカニ/レイプですらない2-2

2
 時間の感覚がない。
 日付も世界も意味はない。
 とうに彼女は人間を辞めた肉玩具の精液便所だから。
 ゆるみぬかるんだナタリアの陰門に、十歳の少年兵見習いの手が滑り込む。
 交情する獣のように吠えるナタリアはブルブルと胴震いしながら、凶悪な姫壺で小さな拳を噛み締める。フィストファックなど絶対に無理だと思っていたが、相手が小さな子供や女性なら、案外にやれば出来てしまう因果な体だった。
 手を突っ込んだまま陰核を舐められて「わかってるな、コイツ」と大笑いしながら、撮影カメラと目が合う。ふっと何をやっているのかわからなくなって、涙が止まらなくなってくるのだった。
 ヒステリーは横っ面を殴られて、ようやく覚めた。
 涙さえぬぐわないまま、手近な別のチンポにも飢えたようにしゃぶりつく。とっくに気が狂っているのだろうなどと考えながら、なぜか哀しい幸福に満たされる。

「んんんんんうぅ」

 絶頂し続けるマンコ膣が男の子の手を食い絞める。
 頭が真っ白になるようだった。
 口の中で生臭い白種汁が溢れて、鼻の奥から脳髄までを痺れさせる。快感の愉楽と余韻に浸って、ゴロリと転がり、「殺してよー」と言う。今の気持ちと気分が良いうちに死んでしまいたかった。


3
 そんな日々の夜更けのことだった。
 ナツキ・イー・リャンが中型ウォーカー・キャンサー型を強奪したのは。ウォーカーは大昔の自動車ほどでないにしても、作業用などでポピュラーで、基本的な動かし方くらいは彼女も知っている。
 ちょっと色仕掛けしただけで気を許して、すっかり舐めきっていた男は抱きついて喉を刺して殺した。
 けれどもその殺した死体をコックピットの片側シートに残しておいたのは「寂しいから」かもしれない。たしか、自分を犯したことが何度かあって、「おっぱいが綺麗」などと褒めてくれたのを覚えている。

「一緒に死んでくれるよね?」

 冷えていく男の死に顔に囁く。ほんの少しだけだったが、好みのタイプだった。事後に「ひょっとしたらコイツと所帯を持って落ち着くのでないか」などと、あらぬ空想が浮かんで笑ってしまった。こうして「無理心中」することになったのも、最後の救いだろうか。
 帽子と上着を奪って、格好を見せかける。こんな闇夜で見られても、ぱっと見にはゲリラのパイロットだと誤認されるように。血塗れた物言わぬ男の頭を、横寝に自分の太股の横にくるようにする。普通だったら「怖い」とか嫌悪感を抱くだろうが、こんな最期の時間には、癒しのペットかぬいぐるみみたいに感じた。「たぶん自分はこれから死ぬだろう」と思っていたから。

「私さ、これから仕返ししてやるんだ」

 死体にした男の頭を撫でて、目に涙が滲んできた。
 もしこの男が、自分を誘って逃げてくれたら。ろくな未来がないと薄々わかっていて見通し厳しくて、十中八九が捕まって殺されるとわかっていても、ついていっただろう。希望や愛情だけは嘘でないからだ。
 あいにくそうはならなかった。コックピットで短い行為のあとで「私が好きだったら、このまま私を連れて逃げてくれる?」ときいてみたら「バカなこと」と笑われた。だから殺してやった。全てがどうでも良くなった。
 未練がましい片手で男の髪の毛を毟る。憎々しげに眉間に皺をよせて、恨み言をブツブツ呟く。

「バカはお前じゃないか。せっかく私みたいな美人が大安売りセールで誘ってあげたのに。ラッキーを理解できなくてバカだから、殺されて当たり前じゃん」

 強奪したキャンサー型は全長十メートルくらいだけれども、ゲリラ仕様なこともあって機関砲がついている。対人マシンガンと対物ライフル並みの威力のものが一つずつ。それに大きなカニのハサミのようなアームが一対あって、それで殴られれば、人間なんかペッシャンコだし、建物だって十分に壊せる。
 けれどもナツキ・イー・リャンは狡猾だった。
 すぐに発砲するような真似はせず、警備巡回を装おって移動を開始する。どこを破壊すれば致命的で「みんな死ぬ」結末になるかを冷静に考えていた。
 まず、対空防衛のレーダーやミサイル。それから弾薬庫や燃料備蓄タンクだろう。ここのゲリラたちは「戦争中の最前線」なのだから、防衛力や戦闘能力が低下すれば、近くの州軍閥攻撃・制圧されるだろうし、これまでの所業の卑劣と悪辣さからして皆殺しにされるだろう(州軍閥側からしても、合法的な戦争行為ではなく武装テロリストという認識になっている)。しかも、拉致されていた味方人員・身内の村娘たちや幼い少年兵たちは「人質交換」で大部分が「救出」されているのだから、手加減や躊躇する理由もないだろう。


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