Perfume-18
――――――――ブゥゥゥゥゥ・・・・・
ベットの上で両膝をついたままのセリスの胸と下腹部では未だに重低音とともに、バイブが未だ蠢動を続けている。
見上げる女と見下ろす男。
ここで管理人の左手がおもむろにセリスの胸に伸び、両乳房に貼り付けられていたバイブをテープごと引き剥がした。
「く・・・・っ」
長い時間張り付いていたテープの痛みにセリスの表情が一瞬歪む。
続いて金色の繁みにまで伸びる緑色のコードを掴み、同じように勢いよく引っ張り出した。
―――――ジュ、ジュポンッッ・・・
思わずセリス天井を仰ぎ唇を噛みしめていた。
生々しい水音とともにセリスの薔薇の中から引きずり出されたバイブが、
他の2つとともに床に放り投げられた。
―――――カシャァァァン・・・・
床にぶつかった衝撃でバイブ自体の振動は止まったが、管理人はそちらに目を向けようともしない。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
バイブの機械音が途切れた室内に漂う静寂と沈黙。
そして断続的な刺激から開放されたセリスの心中と下腹部の繁みの奥底に残るぽっかりとした“空白”。
両手首を固定されたままのセリスだったが、知らず知らずのうちに目の前の管理人の“次の行動”を待ち受けていた。
彼女の視界の端に見え隠れする管理人のズボンの異様な膨らみが、無意識にセリスの心を波立たせていた。
「いい感じで熟れて・・・仕上がっている」
「な、何を・・・・・」
セリスは管理人がベットの縁に腰を下ろしながら自らの下腹部をズボン越しに撫でる所作を見つめた。
セリスの剥き出しの乳房に男の息遣いが触れるほどまで互いの距離は狭まっている。
「欲しかったんだろう・・・・お預けだったからな」
( !!! )
自分の内心を見抜かれたことに頬が熱くなるセリスを尻目に、
管理人の顔がゆっくりとセリスの左乳房へ。
そして左手が彼女の下腹部へと、それぞれ向かう。
「その前に・・・・“手入れ”の出来映えを味わせてもらおうか」
抵抗する余地を与えず、セリスの乳首が管理人のがさついた唇に包まれ、
2本の指が濡れそぼった薔薇の中に沈みこんできた時、
セリスは背中を弓なりに曲げながら、この日で一番甘い喘ぎを吐き出していた。
「ァア、ァァ・・・・!!」
―――――チュゥ・・・チュチュウゥ
―――――クチュグチュクチュ・・・・・
頑健な外見や体格からは想像できない細やかな唇と舌の動き。
そして蜜で溢れた薔薇の中を小刻みに動かしかき混ぜる2本の指。
バイブと香りの力によって感じやすくなったセリスの裸体は、
管理人の巧みな愛撫に対して正直以上の反応を示していた。
セリスはただ与えられる刺激に対してただ感じるままに喘ぎ、身体をくねらせる。
乳首は男の口の中でも固さを増し、
指を咥え込む膣壁は蜜を溢れさせながらも離すまいと内側に収縮していた。
既に痺れ薬の効果は切れてしまっているにも関わらず―――――――――