色んな後始末-5
気を失う瓶之真に視線を向けた一同が、今度は、瓶之真の異変に気付いた。
『「「「「「赤玉ー!」」」」」』
『た、大変!』
今度は、誰も赤玉を戻す事に躊躇しなかった。特にお敏は率先して騒いでいた。
『これ、お満!そんなに長く口に含めば薄くなるであろう。早うおちんぽに戻すのじゃ』
赤玉効果で射精量を制御できれば、竿之介だけでなく、お気に入りの瓶之真で絶頂を味わえる。お満に瓶之真の相手をさせると竿之介が嫌がるかも知れないが、そうなったら他に2人も赤玉女が居るのだ。試しに、お早世とお久音に憑りついたが、すんなりと中に入れた。こんな好条件下で宝の持ち腐れはしたくない。お敏の気は逸った。
「れろれろ。だって美味しいんだもん」
『ええい、焦れったい。憑りついて操ってくれるわ』
「やあん、入って来ないでよお。お満から出ていきなされ!れろれろ」
【やだあぁぁ………うらめしや〜』
「お久音様、姉に任すと埒が明きませぬ。姉から赤玉を奪い取って師匠に戻してください」
「あい。さあ、お満様、おまんこ気持ちいいですかあ。あむむ、れろれろ」
お久音はお満の割れ目に指を差し込むと、喘いで開いたお満の唇に舌を差し込んだ。
わあわあと騒ぎながら、なんとか消える寸前で、お満から奪った赤玉を戻す事ができたのだった。
「ふう。やれやれですね。ですが2人とも赤玉が出たのに、叔父上は大丈夫なのですかね」
昨日からの射精量でいえば、餅右衛門が一番多いはずだ。不思議に思った竿之介がお早世に聞いた。
「それが出てたのよ」
お早世がしれっと返した。
「えっ?それでどうしたのですか」
「みんなが騒いでる合間に食べちゃった」
「えええええええっ!」
「だって荒利様が、一蓮托生って言ってたから、餅右衛門殿も無事ではないでしょ。それに戻したところで、下手っぴいの早漏、おまけに短小だしね」
それを知っているお久音が深く頷いた。
「お早世お姉様、今まで、よく我慢してましたね」
竿之介は初めて女に恐怖を覚えた。
「それにコレと比べたら、もう要らないでしょ」
お早世が竿之介の肉棒に手を伸ばした。さっきの恐怖で、反射的に逃れようとした竿之介だが、それより早く、お満がその手を止めた。
「駄目です!これはお満のおちんぽですから」
「おやあ。そなた、宝を独り占めにするつもりか」
生前のお敏のような威厳を、お早世は醸し出した。
「だ、だって、お満は竿之介の姉だし、そ、それに初めて同士の相手だし、あたしのおまんこにもぴったりだし」
「ほほう、そのような些少の理由で独り占めとはのう。小俣家のために、全部差し出そうとするお久音に恥ずかしくないのか」
お早世に脇腹を突つかれたお久音も神妙な顔をして頷いた。
「お満様、お満様がそんなお方だったとは、お久音は情けのうございます」
「お、お久音様…」
「ははは、姉上の負けでござるよ。ささ、3人並んで尻を向けなされ。疲れ知らずの竿之介が順番にはめて差し上げましょ」
「あーい」
素早く四つん這いになり、尻を突き出したお早世とお久音、その2人に先を越されたお満は、焦って尻を並べた。
「竿之介!はめるのは姉が一番ですよ。はめてる間は耳元で『お満だけ愛してる』と言うのですよ。『お満のおまんこが一番締まる』もね。それと迸りは必ず姉の中だけに出すのですよ」
「そんなに口煩く言われると、萎えるというのに。こっちはとやかく言わぬから気兼ねのう。ほれ、竿之介、叔母のおまんこに淹れたかったのであろう」
「おほほ、お早世お姉様、こればかりは譲る事はできませぬ。ささ、竿之介様、赤玉初心者の初々しいおまんこを一番にご堪能くだされ」
そこへ…
「竿之介!これはどうした事じゃ」
突然復活した瓶之真、その黒光る肉棒を見た赤玉女達の目が輝いた。その大きは竿之介と遜色は無かったが、使い込み感のある分、瓶之真に分があった。
「瓶之真様、お満の叔母のお早世でございます。その立派なおちんぽを、このおまんこに淹れてくだされ」
素早く瓶之真に尻を向き変えたお早世に、お久音も倣った。
「瓶之真様、ここで厄介になるお久音でございます。いつでもこのおまんこをお使いください。だから、ソレを早くぶち込んでください」
「瓶之真せんせー…」
嬉々として瓶之真に尻を向けようとしたお満、その腰をがっしりと掴んだ竿之介は、充分に潤んだ蜜壺に初々しい肉棒を押し込んだ。