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惨酷メカ:バーチャル・カプリコン、と芋掘りレジスタンス村娘(ケータイSF愚弄小説・18禁) ※第一部完結?※
【SF 官能小説】

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州軍閥とイヌノフグリ-2

2
 本日の来訪には、他にも目的があった。
 近隣の盗賊ゲリラ狩り作戦のための招集である。
 いかに多少の平和が維持されているとはいえ、州軍閥と村々は「点と線」での行政と防衛でしかない事情があるので、全域を完全に制圧しているのではない。そのために盗賊ゲリラやカルト集団などによる支配地域がモザイクのように混雑しており、油断していると、味方側の領域テリトリーが簡単に浸食や壊滅・強奪されてしまう。
 だからたまには積極攻勢が必要。
 そんなときが州軍閥だけでなくて、近隣の村からも戦力が招集される。
 この村にはカプリコンだけでなく、二足歩行戦車「イヌノフグリ」などの、高度な戦闘力を持つロボット・ウォーカーも数機保有されている。それらはより一般的な作業・警備用に普及しているものに比べて、軍事戦力として強力である。
 特にイヌノフグリの火力はガバナー型と比較してもひけをとらない一級品。あの歪んだ球形のボディからニョッキリと砲身をはやした姿は、まるで「男のアレ」のようにコミカルで、卑猥なジョークと連想の源だが。


3
 出撃前の晩。コックピットでパンティを脱いだパトリシアは、人工知能の見ているカメラレンズにむけてM字開脚し、「備え付け」の樹脂ペニスで痴態を見せつけた。

「好き! 好き! 愛してるっ!」

 両手で抜き差ししながら、シートに敷いたバスタオルに愛液を迸らせ、咥え込んだ姫貝を戦慄かせる。劣情に充血して膨れたピンク色の真珠は感度が十倍だった。
 黒光りするバイブペニスの機械的な振動は、コードケーブルでコックピットのコンピュータにつながっている。センサーで、カプリコンに自分の濡れた牝壺の良さを味わわせてやりたいのだ。

「気持ちいいよっ! いくっ、いくっ!」

 女の悦楽に蕩けた表情で絶頂を呟き叫びながら、コンピュータ・カメラに豊乳を押しつけて、あらぬ格好で身悶える。カプリコンの心に伝わる信じて。下腹の奥で熱を持った子宮がキューンと沸騰してくるみたいで、泡を吹いた姫桜貝が蜜潮をポタポタとこぼす。
 やがて燃え尽きて、ダッシュボードに汗ばんだ巨乳と乱れた面差しでしばしグッタリしてしまう。
 そのうちに「女を一分で必殺に逝かせる振動パターン」プログラムでも入手してきてインストールしてやろうかとか、乳首に装着するプラグの導入も検討中。
 機械とセックスするには「工夫」が必要だった。
 カプリコンには知能と心があると思う。
 きっと夜の妖しくふしだらな夢は、このロボットの魂が見せるのだろう。
 寝物語にセラにそんなノロケ話をしたら、ちょっとムッとしたようで、対抗意識を燃やして激しくなぶられて泣かされてしまった。
 彼女曰く「パトラを真人間にするために頑張ってる」だけなのだそうで、小さな手指で壺肉を内側からマッサージしながら、不浄の菊をチロチロ舐められて(男とキスすらしたこともない処女の舌と唇で)昇天させられてしまった(白く小さな裸身で蛇のように絡み、しがみついてヒルのように悦楽地獄)。
 パトリシアはカプリコンとセラの間で甘美な「三角関係」になっている「罪な女」なのだった。

 


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