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赤い蓋
【エッセイ/詩 その他小説】

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赤い蓋-1

赤い蓋をしたのは想い

今にも崩れそう

手を合わせては笑い

ねじ伏せられる現代

灰になるのは躰

空に飛ばせよう

割っては知らん顔

叩き潰され粉々に

見えなくなるまで振るわ

たとえこの身がちぎれても今は平気と口からでまかせ気付くかしらと他人事

悪戯しかけてはまる罠

今でも思い出すのはあの街あなたのいる星

作ってはできる傷と

話しては広がる穴

愛しいものは何だった?

かける言葉に悪魔の影

謝る裏で表情変える

空から降るは涙

器の小さい手のひらかざすすくえるだけすくうの

青いスピーカーに火の粉

音なんかいらない

傘だって持ってるわ

あなたはいない星

あたしが責任もって壊す

赤い蓋をしたのは記憶

今にも溢れそう


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