不純な憧れ-4
c也クンが少し身体の位置を低くして、わたし自身に彼自身の先を軽く当てた。
彼自身が、わたし自身を広げて入りこんでくるのが彼自身の温度でわかる。
「やっ……」私が思わず声を出した。c也クンは少しチカラをゆるめた。
「ごめん、痛い?」
「……痛くない。気持ちよくて声が出たの。」
言ってしまって恥ずかしくなった。だけどc也クンの彼自身は、私の指よりはるかに滑らかにわたし自身に入りこんで来るんだ。
「y子さんのシンピの…… 中、熱い……」
c也クンのその言葉に、私は視線を下に向けて現状を知った。彼自身の先は完全にわたし自身が包んでいる。
私は、彼自身をもっと奥に入れちゃおうと手をのばした。
「あ、ダメ。触らないで……」c也クンが言った。
「どうして?」
「y子さんの中が気持ちよ過ぎて、もう出る寸前なんだ。」
「ふーん……」
私は身体を少し揺らした。
「あ、あ、あっ…… y子さんダメ!」
「何よ、突っ込んできたのはそっちでしょ。もっとガマンしてよ。」
「ムリムリムリ…… こんなに気持ちいいなんて思わなかったもん。」
「えーっ、何それ? 」私はお尻を浮かすようにして大きく腰を揺らした。「ずいぶん私をアマくみてたのね。」
「そ……そんなんじゃないけど…… あ!」
わたし自身の中に熱さが広がった。下を見ると、わたし自身に挟まる彼自身の周りから白い液が漏れだす。
やがて挟まっていた彼自身の先が現れ、真下めがけてポタポタと液を垂らした。
「本当にまっ白いのが出てくるのね…… これはオトコのシンピね……」
私は上着のポケットからティッシュをとり出した。
するとc也クンはそのティッシュを取って、液に濡れるわたし自身をぬぐいはじめた。
ティッシュの白よりも白く光る液が、わたし自身の奥からあふれ出てくる……。
c也クンに新しいティッシュを渡しても渡しても、それはなかなか尽きなかった。
私はその夜ベッドの上で、もう妄想でごまかす必要のないc也クンの姿を思い浮かべながら、わたし自身に指をのばした。
だけどその指の動きは、c也クンがティッシュでわたし自身から白い液をぬぐいとってくれた、あの時の指づかいだった。
【おしまい】