投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

シンピだねっ!
【学園物 官能小説】

シンピだねっ!の最初へ シンピだねっ! 1 シンピだねっ! 3 シンピだねっ!の最後へ

不純な憧れ-2

 ある日、お昼休みの次に球技大会の練習があてられたので、体操着で運動場の片隅にいた私に、
 「y子さん。」c也クンが声をかけてきた。
 あのc也クンが、私に声をかけてきた……ドキドキして返事もできずにいるとc也クンは、
 「ちょっと、そこにいて見張っててくれる?」と言った。
 「見張る……?」私のその言葉が終わらないうちにc也クンは言った。
 「体育委員だから色々やってて、トイレに行けなかったんだ。そこに隠れてションベンするから、ほかのヤツが来ないように見張っててよ。」
 「わかった……」私がそう言うとc也クンは、大きな木のまわりにたくさんのびた雑草の奥に飛びこんでいった。
 私は自分が目立ってもまずいから、少し姿勢を低くして運動場の向こうから、あやしい人影が近づいて来ないか見ていた。

 「ありがとっ、変なこと言ってごめんな!」
 その声にふりむくと、c也くんはそこにあった掃除用の蛇口で手を洗って、手をパタパタさせながら走り去っていった。
 私はとり残されたまま、ボーゼンと立っていた。
 c也くんの言葉が頭の中をグルグルしていた。
 (私……c也クンの『他のヤツ』じゃないんだ……)

 その夜私はベッドに入ると、いきなりわたし自身に指をのばした。
 これまではわたし自身に触れるだけだった指が、自然に小刻みに動いてくすぐったさを高めた。
 それは……わたし自身に触れるとき心に浮かべていたものが、妄想から自分の心に記憶された映像になったからだ。

 (私…… 他のヤツに見られないように見張りを頼まれたのに、私が見てしまった…… c也クンの『彼自身』……)

 c也クンの、彼自身からほとばしるたくさんのションベンが、私の心に焼きついている。
 (c也クン……ガマンしてたんだな……)

 そして、その記憶の映像に私の妄想が重なる。
 c也クンの彼自身の前に手桶を当てて、ションベンを受けとめる私…… 
 c也クンの前にしゃがんで、いっしょにションベンを放つ全裸の私……


 
 
 

  


シンピだねっ!の最初へ シンピだねっ! 1 シンピだねっ! 3 シンピだねっ!の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前