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ドッペルゲンガーの恋人/過去からの彼女(官能オカルト連作短編)
【幼馴染 官能小説】

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魔女車掌サリーナの狂乱-2

 哀れなサリーナはトコトンまで玩具にされた。

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい殺さないでください殴らないで」

 恐怖と苦痛で嘔吐したら、ナイフで栗色の髪を切り毟られた。
 残酷な笑顔の男たちに囃しながら小突き回され、命乞いに土下座した頭から大勢で小便をかけられる。うちっぱなしのコンクリートの地下室で、肌寒い季節に頭からバケツで何杯も水をぶっかけられる(犯すのに小便を洗い流す)。
 五百ミリの透明なペットボトルを女の穴に突っ込まれ、どこまで入るかチャレンジさせられる。体中に何箇所も煙草の火を押し当てられ、熱さと激痛で失禁した自分の小水を舐めさせられながら、無残な栗毛の頭を革靴で踏みにじられる。
 さらに全裸のままで性器と肛門に釣り針のような金属のフックをかけられて、前後からV字にロープで吊るされて丸一日も立たされていると、簡単に精神が崩壊する。
 もしも疲れて眠ったり、眩暈で倒れたりしたら、きっと性器や肛門に体重がかかって金属フックで引き裂けるのが目に見えているので、耐久の苦痛と異常な精神状態と恐怖だけで大小便が垂れ流しになってくる。それこそ泣きながら震え、踊るように足と体を跳ねさせ、半狂乱で精神錯乱しながら許しを乞うようになる。

「なんでもしますからっ! 何回でもお股開いておしゃぶりしますッ! 奴隷になって肉便器でいいですから、もうやめてくださいぃ!
 辛いんです、痛いんです。切ないし、痛いんですっ! 犯された方がこんなのよりいいっ! 怖い。怖いんです、こんなのアソコとお尻が裂けて壊れちゃいます! 犯してください、普通のレイプにしてくださいッ!
 お願いします。せめて、せめて普通のやり方で皆さんで私を輪姦して犯してくださいっ!」

 号泣しながら悲鳴のように泣き叫んで、自ら「レイプされた方がいい」と懇願した。そのあと願ったとおり、みんなで乱暴極まりなくメチャクチャに犯された。
 別に薬を使ったわけでもないのに、身体中が性感帯になったようで狂ったように感じて、達しまくった。頭がこわれてしまっていたのだろうか、アクメには終わりがなく、未曾有の苦悶の中で気が狂いそうな強烈な性感エクスタシーに動物じみた咆哮を上げ続けた。
 それから二日くらい、不眠不休で輪姦レイプ。たっぷり二・三十人以上にはハメられたし、犯された総回数は百回くらい(挿入のみ)だろうか。途中で犬のように地面にまかれたお菓子を四つんばいで食べて、喉が渇くとペニスにしゃぶりついて小便を飲んで乱交し続けた。とっくに性器も肛門も汁まみれなだけでなく、肌や粘膜が破れて血が出ていた。
 何もかもが麻痺してしまって、動物じみた吼えるような嬌声をあげるばかり。苦痛と快楽の境目すら曖昧になって、ただ刺激で悶え狂っている感じだった。
 痛みさえ遠のいて、頭の中で天国と銀河系がグルグル廻っていた。ときどきビッグバンのオーガズムが破裂して、サリーナは大きく反応した。

「あーくるー、くるー、イクイクうー、うー……ふぉアアアァァァァ!」

 ほどんど体中の筋肉が理不尽に攣るみたいになって、目の前が白く輝くようだった。

「神様来た、アアッ! 死んじゃうッ! 死んじゃうよぉッ! あああっ、ママぁッ!」

 麻薬の過剰注入のような臨死体験で失神したのが何回なのか。覚えていない。浮遊感と白んでいく世界で、脱糞しながら神様や亡き母親に救いを求めた気がする。
 何回も気絶して天上に旅立っては、地上の現実世界に引き戻されて絶望した。
 たしか途中でやってきた若い男が「うっ」と口鼻を手で覆って、「俺は遠慮しときます」と出て行ってしまったくらいで、最後の方は見た目も臭いも凄いことになっていたことは想像に堅くない。ほとんど「性欲ゴミ処理場」「不特定多数の公衆ザーメン穴肉便器」と化した「牝犬ビッチの残骸」だったろう。その瞬間だけ我に返ったが、すぐにまた自己破壊的な狂乱行為に没頭したし、どのみち逃げることも不可能だった。
 やがて全ての力と精根も尽きて、汚されきって複数の男たちのザーメン漬けになった子宮が爆発しそうな腹の中をビクビク痙攣させながら、頭の芯が完全に焼ききれて身体が真っ白に限界を超えるのを感じた。体中の細胞が悦楽と苦悶で悲鳴をあげるようで酔ったように気持ち悪かった。
 もうダメだ、死ぬのだと、直前には漠然とわかっていた。
 意識が消失していく中で、子供の頃から知っている天使に祈った気がする。昔にパパが部屋に飾っていた、ロシア正教会のイコン(礼拝やお守りの聖画図像)の優しげな天使のことを漠然と考えていた。
 弛緩した身体からまた漏らした水溜りが広がっていく。最後まで全部漏れた。
 サリーナは白目でチンポをしゃぶり、壊れた尻に小便をかけられながら天に召された。
 記念にノリで切り取られた片方の乳首は猫の餌になった。


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