とても独特な彼女-3
「だけどね……」むっ子チャンが言った。
「本当はぬっ子チャンのパパとママは、好きなアニメのキャラのコスチュームを着て、そのキャラになりきってセックスしてるのよ。」
パチッ!
私の心の中の映像が一段とリアルになった。
ママがベッドの上で四つんばいになって、女のひとがママを後ろから抱いている。
ふたりは「百合もの」のアニメの制服を着ている。
(え、うしろの女のひとは誰?)私がそう思ったとき、その女のひとはスカートをめくった。
(え?)スカートの下から、ななめ上を向いて硬くなったチンポが飛びだした。(パ、パパッ!)
うしろのひとは、女のひとに装ったパパだった。
(あ、パパ……すごくキレイ……)パパはママのスカートをめくり、ママのお尻の方にチンポを当てた。
パパが腰を動かしはじめて、ママが髪を振りみだす。
セックスのどっきりしてるところは、ふたりのスカートで見えない。
だけど、全裸でセックスしてたよりずっといやらしい。
私はその心に浮かぶふたりのセックスに、遠慮なしに腰を動かしてむっ子チャンの指を迎えいれてた。
「可愛い…… 可愛いぬっ子チャン。」むっ子チャンが言う。「私がぬっ子チャンのパパかママだったら、ぬっ子チャンを絶対『放牧』なんかさせない。私だったら、私だったら……」
むっ子チャンの中指の先が、はっきり私のチツにしのびこんできた。
「私だったら、ぬっ子チャンもいっしょにセックスさせちゃうのに!」
パーンッ!
心の中の画像がはじけた。
全裸でベッドにあおむけに寝る私がいる。
裸のママがやってきて、私の脚を拡げてワレメをなめはじめた。
裸のパパもやってきて、まだペタンコの私の胸を撫でたり乳首を摩ったりする。
私は目をつぶってうっとりしながら、パパのチンポを手にしてさすっている。
ママがワレメから顔を離して私の頭のほうにまわり、私を背後から抱き上げた。
パパが私の正面にやってきて、私の脚と脚の間に進むと、チンポをワレメに近づけていく。
(パパ…… パパ…… くれるの……? 私に…… セックスしてくれるの……?)
むっ子チャンの中指はチツの中に深く入って、パパのチンポの気持ちよさをシミュレーションさせてくれていた。
○
冬になって間もない日曜日。
私はショッピングモールで女の子に声をかけた。
「あなた……『放牧』されたの?」
「え、『放牧』?ええ、……まあ、そんな感じですね。」
狙ったとおり、同じ学年の女の子だった。
そして、私を疑うことなくついてくる女の子だった。
むっ子チャンにワレメをいじられてから、ショッピングモールを訪れるたくさんの女の子たちの中から、そんな女の子を見極められるようになった。
【おしまい】