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ぼくにスジがついた
【幼馴染 官能小説】

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学校帰り、いきなり雨が降って-2

 僕はその急な変化の理由をしばらくしてから知った。
 メオさんは、ペオ先輩と同じクラスになったんだ。
 もともとステキな女の子だったメオさんを先輩が引きこんで、影響を与えたらしいってことがわかってくると、僕はメオさんから距離をおくようになった。

 (メオさんはもう先輩とセックスまでしてるんだろうなぁ……)時々傘の軸ごしにメオさんの横顔を見ながら歩いてると、
 「お、坂がえらいことになっとる。」メオさんが前を示した。

 見ると、いつも通ってる急な坂道の歩道に雨水が流れていた。
 歩道を勢いよく流れる水は、歩道からはみ出すことなく左右に曲がっている。
 「ヘタに歩くと流されそうやな。」僕とメオさんは流れをはさむように左右に動きながら坂道を登っていった。

   ○

 メオさんの家に着いた。僕の家は少し向こうだ。
 「まあ、ひさしぶりやから雨が弱まるまで家に寄っていけや。」メオさんの言葉に
 「はい、おじゃまします。」と玄関をくぐった僕は次の瞬間、ふわりと前に倒れていった。
 (メオさん……)僕の背中にメオさんが乗っかっている。そしてメオさんは僕のズボンと下着を脱がせにかかっていた。

 「どうしたの?」うつ伏せになったまま僕が言うと
 「お前、なんでこのごろ私を避けとるんよ。」メオさんが言った。
 「避けとる……」僕は否定が出来なかった。
 
 「お前、もしかしてペオと私がエッチしとるとか思ってないやろな?」
 それも僕は否定できなかった。
 「お前…… もしお前がチンポ受け入れる立場やったら、あんなオトコのチンポ受け入れたいか?」
 僕は首をふった。
 「あんなオトコ、好きにならへん。まして、私はお前がずっと好きやのにそんなこと考えやがって!」

 僕はその言葉の意味をとらえる余裕もないまま、身体を起こされてあお向けになった。
 メオさんの指が僕のチンポをつまんでいる。
 「しばらく見てへん間に、ええオトナになったな。」

 メオさんがチンポの先を指でこすりながら、僕の身体におおいかぶさってきた。そして僕の口に口を押しつけて、舌をしのびこませた。
 オンナのひととのキスは初めてだった。それがこんなに舌と舌のからみが熱いキスになるとは、今まで考えたことさえなかった。

 僕はメオさん家の玄関先で、まだ靴も脱がないうちに、視線の真上にメオさんの裸の身体を見つめはじめていた。
 
 
 
 
 


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