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偽装結婚
【義父/義母 官能小説】

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大帝国重工業-2

三太が会議室へ行くと、秘書2人がPCを操作しているだけで、他は誰もいなかった。

「みんなは何処へ行ったんだ?」
「各部署へ指示通りに作業しているか、確認しに行きました」
「なるほどやる気があるな(笑)」
「二人は雑用か」
「ハイ特別な指示がないのでそうです」
「優秀な二人を遊ばせておくのは勿体ないな(笑)」
「ここで5人で新規プロジェクトでも立ち上げてみるか(笑)」
「5人でですか?」
「ココの4人と麗子も入れてだ」
「面白そうですね(笑)三太さま」
「二葉くん麗子をココへ呼んでくれるか」
「何と言ってお呼びしましょうか」
「重要会議をすると言えよ(笑)」
「ハイ本部長」

麗子は直ぐに会議室へやって来た。
「お兄さま重要会議とは何ですか?」
「私が暇だから一つ大きな仕事をココでやろうかと思ってなぁ」
「まぁ〜お兄様がやる気になられたのですね素敵」
「麗子の考えている事を少し検討してみるか」
「そうですか、東南アジアで新規高速鉄道の計画があります」
「あぁぁそうだな日本は東アジア諸国に苦戦を強いられ、厳しい戦いだな」
「西条グループの協力だけでは無理です」
「政界、日本企業を巻き込んで日本プロジェクトとして当たれば可能だと思うのです」
「日本の鉄道会社は優秀だが、それだけでは魅力薄だよな」
「ええ、付加価値の部分を付けたいのです」
「路線周辺の開発や企業誘致、アジアのハブ都市を作り上げ移動は高速鉄道か」
「ハイ」
「東南アジアに東京〜大阪間を作り上げようという事だな」
「夢のような話ですが、各企業も第二の京阪を東南アジアにです(笑)」
「面白そうだな(笑)」
「西条と大帝国重工にフタバかヤマモトもアリだな(笑)開発が進めば、各企業の支社も増えるな」
「大きな第二京阪の完成図面を駆に作らせて、鉄道会社に提供して、政治家を動かして
当れば大きなプロジェクトになるな」

不思議だが、三太の話を聞いていると、全てが上手く行きそうな気がしてくる。

「今の内容を山本さん簡単に要点良くまとめてくれないか?」
「提出先は鉄道会社を想定して書き上げて欲しい」
「判りました」
「麗子の声掛けで企業には打診してくれよ、フタバと大帝国重工には私が直接話そう」
「お兄さま私の話を現実にするおつもりですか?」
「企業を集めて政治家に協力をするだけだろ」
「基本の高速鉄道の話はアルのだから、日本が団結して契約を取りに行くだけだ(笑)」
「そのお手伝い程度の話だろ?」
「そんなに簡単におっしゃってぇ〜お兄様は(笑)」
「企業人としての麗子の名前が売れる(笑)」

麗子の夢物語を5人の会議で披露した事が、リアルに動きだした事に麗子は興奮せずには
いられなかった。




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