姉ちゃんの寝顔に-3
(しまった!)僕が思わずのばした両手は、姉ちゃんの胸をつかんでいた。
「─ごめん、姉ちゃん。姉ちゃんのおっぱいさわってしまったよ……」
「もう……」姉ちゃんは半笑いになった。「今さら何言ってるの。それどころじゃないでしょ。」
(あ、そうだ。僕と姉ちゃん、もうすごいエッチなことしてるんだ……)僕はチンチンの方に目を向けた。「えっ!?」
僕のチンチンの先を包む、姉ちゃんの大切な場所から血がにじんでいる!
「姉ちゃん、姉ちゃん!血が出てるよ!」
「初めての……エッチだから……しかた……ないよ」
「初めてのエッチって…… 姉ちゃん、エッチしたことなかったの?」
「今が…… 初めてよ」
「c学の時とかに、しなかったの……?」
「うるさいなぁ、キミ…… こら、何でキミが涙目になってるのよ」
「だって…… 姉ちゃんの大事な初めてを、僕が相手になったし…… 僕、姉ちゃんの大事なところ傷つけて血が出てしまってるし……」
「キミねぇ……」姉ちゃんは僕の首すじに唇を寄せて言った。
「傷つかなくても出てくる『血』ってあるんだから。」
【おしまい】