「浮気編」-21
「お前、マジでいいオマンコしてるぜ・・。ホントに子持ちかよ? 締まりもいいし、擦るたびに、俺のチンポにビンビンきやがる・・。マジかよ!? 顔も結構タイプだしよ。見た目だけかと思ったら、オマンコも最高じゃねぇか!! なあ、こんなんじゃ、お前の旦那、長くもたねぇだろ? なあ、お前、彼氏はいるのか?」
友紀はてっきり、この若い男がすぐにでも射精するのだと思っていた。
しかし、この雅史は友紀が感じるポイントをあっという間に探り当て、友紀はシーツに顔を埋めて声を抑えたまま、男よりも先に軽い絶頂を迎えた。レイプされるかのように、母乳に荒々しくめり込む指も心地がよかった。
男と交わって、これほど早く達してしまったのは、友紀にとって初めてだった。この男との身体の相性の良さを実感し、友紀は恐怖を覚えていた。
身体を震わせてハァハァと荒い呼吸をする人妻にかまわず、雅史はピストン運動を徐々に速めていく。
「あうう〜〜〜〜っ!!! いいっ!! いい〜〜〜〜っ!!! ああ〜〜〜〜っん! いやあっ〜〜〜!!! イッちゃうっ!! あひいい〜〜〜!!! だめぇ〜〜〜〜〜っ!!! ああうっ!!」
友紀は、この若い男に人妻のセフレが三人もいることに納得していた。女の身体を荒々しく扱うが、自分の性欲を吐き出すためというよりは、女の奥底の眠る情欲を呼び覚ますかのような動きだった。
子供を孕まされる直前まで墜ちてしまった、マッサージ師の西口とのセックスに近いものがあった。
ピストン中、雅史から色々と尋問された。夫とはセックスレスであること、大学生の彼氏がいたが、半年前に分かれたことを告白し、そして友紀は、セックスのあとで雅史と連絡先を交換することと、自宅の住所まで教えることを約束させられた。それが中に出さないための条件だった。
「おい、友紀! 昔の大学生の彼氏とどっちがいいんだ? 答えろ」
「ああっ〜〜〜!!! き、気持ちいい〜〜〜〜っ!!! あああ〜〜ん!! す、すごいっ!! すごいっ!! あなたのほうが、ずっとエラが張ってて、気持ちいい〜〜〜!!! こ、こんな気持ちいいの・・初めてっ・・ああぁ〜〜〜〜!!!」
「そうか、そうか。お前もいいオマンコしてるぜ。よ〜し、俺もそろそろ・・」
「えっ? ちょ、ちょっとっ! あなた、分かってる? ちゃんと外にっ!! あううっ〜〜〜〜!!!」
「ああ。分かってるって。外に出せばいいんだろ? それにしても、いいオマンコだぜ・・。おい、グイグイ締まってきてるぞ。想像したのか? 俺の精子がドバッとなかでぶちまけられる瞬間をよ・・。おまえだって気持ちいいはずだぜ・・」
友紀は、膣内を激しく往復する肉棒がググッと膨らんだのを感じ、射精が近いことを悟った。後背位で貫かれ、ウェストをガッシリと抱え込まれているため、射精から逃げることなど出来そうになかった。
(あぁ・・、この子・・。な、中に出す気だわ・・)
友紀の豊満なヒップに腰を叩きつけるスピードが上がっていき、パンパンパンッという音がホテルの部屋に響き渡る。
肉棒全体がググッと膨れあがり、その一突きごとに子宮へ衝撃が走る。友紀は、とんでもなく大きな絶頂が来ることを予感したが、同時に妊娠の恐怖も感じていた。
(に、逃げないとっ! 今、腰を振って・・、射精から・・、逃げないと・・)
友紀は、頭では避妊しないといけないと分かっていたが、久しぶりに与えられた強烈な快感から逃れることができなかった。
雅史にウェストを抱え込まれているせいもあるのだが、健介とのセックスで子宮が散々味わった、あの中出しの快楽を求めているのである。
「あっ、あっ、ああっ! ダメっ、あんっ! なかはダメよっ!」
次第に速くなるピストンが、射精間近であることを予告していた。雅史のほうも、必死に射精をこらえながら、友紀の背中から前に回した両手で豊乳を搾り、母乳をビュウッと噴き出させる。
友紀は目の前に激しい火花が散るのを感じた。身体が大きく震えだし、膣ヒダが肉棒を締め付ける。その時だった。
腰を振っていた雅史が「ぐうっ」という小声を出し、肉棒がドクンッと一度だけ脈動したのだ。そのあとはピストンをやめ、射精を堪えるかのように、ジッとしている。