「浮気編」-15
浴室では、膣穴を洗い終えた友紀が、全身に熱いシャワーを浴びていた。
(あのまま・・、健介くんに強く求められていたら・・。あの子がもし・・、朝までしたいって言ってたら、わたしは・・)
友紀は、健介とのセックスに溺れてはいけないと思う一方、久しぶりに抱かれた女盛りの身体が熱く疼くのを抑えられずにいた。
肉棒による激しい往復はなかったが、大量の精液を膣青くで浴び、まるでスイッチが入ってしまったかのように理性がきかなくなっていた。
「うっ・・、あううっ・・」
シャワーを浴びながらも、いつの間にか右手は股間へと伸び、左手は豊満な胸を愛撫していた。とんでもない快楽が全身を駆け巡る。
「あっ・・、あっ・・、ああっ!」
その時だった。突然ガチャッと扉が開いた。後ろを振り向いた友紀は、全裸の健介が浴室に入ってくるのをみた。その股間は、女の穴との結合を求め、恐ろしいほど勃起している。
「け、健介くん・・。どうして・・」
健介は無言のまま友紀の両手をバスタブのふちにつかせると、前屈みにさせた。すぐさま勃起した肉棒をヒップに押しつけてくる。
「だっ、だめよっ! 今、洗い終えたばかりなの。そ、それに・・、約束の十二時は過ぎてるわっ!!」
友紀は顔をひねって、後ろの健介を見た。その表情は、目の前にあるこの身体と繋がって、精を放出することしか考えていないように見えた。友紀は、ここで少し後悔していた。
まだ大学生になったばかり、しかもセックスの良さを覚えたばかりの若い男性が、年上の、しかも人妻の身体に避妊具もなしで膣内射精できるのだ。それを我慢しろというほうが、無理だったのかもしれないと、このとき悟った。
「ひっ!? ひいいっ〜〜〜!!!」
猛り狂う肉棒がズルッと最奥まで飲み込まれた瞬間、膣穴全体が歓喜に震えたのだ。男を迎え入れる喜びが、あっという間に友紀を支配する。
最奥まで埋まった肉棒が、ゆっくりと一往復、そして二往復する。亀頭部のエラの張り具合は未発達だが、圧倒的な巨大な熱い塊が膣内を往復するたび、友紀の理性が崩れていった。
「あっ!! いっ・・、いいっ!! け、健介くんっ!! すっ、すごいっ!! はうっ!! あううっ〜〜〜〜!!!」
深夜の浴室内にパンパンパンッという肉がぶつかり合う音と、人妻の声が響き渡る。交わり初めて一分ほど経つが、健介はまだ大丈夫なようだ。
友紀は、健介に「さっきよりずっと長いわ」と言うつもりで、振り向いて後ろにいる健介のほうを見ようとした。その時だった。
ふと横目に、黒い影が友紀の視界に入ったのだ。それは浴室の扉の向こう側だった。健介のたくましいものに貫かれながらも、友紀の頭の中では「誰かがそこにいる、そしてそれは主人しかいない」と一瞬で悟った。
今回のことは、いくら夫も承知のこととはいえ、初日から約束の十二時を過ぎてもこうして交わっている姿を真横で見られるとは思っていなかった。
「健介くんっ!! もうっ!! だめっ!! 抜いてっ!!! 離れてっ!! だめよっ! いやっ! いやぁ〜〜〜!!! こっ、こんなの・・、だめぇ〜〜〜!!!」
「うっ!? うわあっ!! ゆ、友紀さんっ!!! 締め付けがすごいっ!!! ぐうっ!!!」
その瞬間、信じられないほどの精液が、洗浄しおえたばかりの膣奥で再び放たれた。パンパンパンっとこれまでにないほど、ピストンのスピードを速めていく。
ドクンッ!!! ドクドクッ!!! ドビュッ〜〜〜〜〜!!!! ドビュドビュッ!!!
突然、嫌がった人妻の体内へ、オスの種汁を注ぎ込んでいく。この友紀の身体に中出しする快楽は、何度経験しても全く色あせることがなかった。
友紀は身体をひねって、オスの射精から逃げようとするが、後ろから強い力で羽交い締めにされていた。
「はうっ〜〜〜!!!! いやぁっ!!! あんんっっ!!! ひどいっ!!! ああっ!! あううっ〜〜〜〜!!!」
恐ろしいほどの射精を終えた健介が友紀の身体を離してやると、友紀はぐったりして、その場に倒れ込んだ。その後、身体を洗い流した二人は、浴室を出た。当然、そこには誰もいなかった。
「健介くん・・。約束は守って・・。もう・・、自分の部屋に戻って・・。また明日ね・・」
友紀は健介にそう言いながらも、健介に支えられるように腰を抱かれ、二階への階段を登っていた。そして二階へと上がった二人だったが、健介は友紀の腰を抱いたまま、友紀を自分の寝室へ強引に連れ込もうとした。
「ね、ねえっ・・。だめよ・・、健介くんっ・・、だめっ・・」
「大丈夫っ。あと一回。あと一回だけで終わるからっ」
すぐ近くにある夫の寝室に聞こえぬよう、お互いに小声でのやりとりが続き、そして二人の姿は健介の寝室へと消えた。
若い健介の性欲は、友紀の想像を遥かに超えていた。何度出しても、少し休憩するだけで、またすぐに復活するのだ。そうして何度も交わり続けるうちに、健介の挿入時間は五分を超えるようになっていた。