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支配からの救出
【鬼畜 官能小説】

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奈緒のその後-1

ある日、奈緒は登校中に駅で見かけた男によって身体を支配された。

来る日も来る日も男による辱めを受けた奈緒はついに崩壊した。

精神を病んだ奈緒は、外に出ることを恐れ、学校にも行かなくなった。

当然かもしれないが、奈緒は男から受けた行為を両親には相談できずにいた。

誰にも相談できない孤独、そして男への恐怖心。

家に引き篭るようになってから、奈緒は男から開放されたが、

また自分の身体があの男に支配され、辱めを受けるかもしれない。

奈緒は毎日この不安とも闘っていた。



奈緒には美咲という親友がいた。

男に身体を支配されてから、美咲は奈緒の異変に気付いていた。

いつもの明るさが薄れていく奈緒に美咲は時々声をかけていたが、

奈緒は美咲にすらも打ち明けられない日を送っていた。

奈緒が学校に来なくなってからも、美咲は奈緒に連絡を取り続けていた。



一時は完全に心を閉ざしてしまった奈緒であったが、親友の声を

聞くたびに、奈緒は少しづつ話をするようになった。

男からの支配によって辱められた奈緒の姿は、あらゆる掲示板で

目にすることができた。

しばらくすると削除はされるが、再び投稿された。

写真の描写が似ていたので、おそらく撮影していたのは同一人物だろう。



一枚の写真であれば、合成か何かと疑いを持たれて終わるのだろうが

奈緒の写真は何十枚にも及んでいた。

駅のホームで非現実的な行為をしている女子高生に、

誰もが疑いを持つのだろうが、どう見ても現実の写真だった。

奈緒の写真は瞬く間に拡散し、この手のサイトでは有名になっていた。



奈緒は自分の写真がこうして公の場で晒されていることをあの男から聞いた。

男から聞いた掲示板で、自分の写真を目にした時は絶望した。

奈緒の顔までしっかりと撮られていて、ごまかしようがなかった。

話を聞いた時はあの男を疑ったが、奈緒はこの写真は

あの男が撮ったものではないことだけは分かった。

奈緒を支配する時、あの男はいつも自分の近くにいたし、

奈緒の正面からカメラを向けているところを見たことがなかった。



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