後編(2021/10/03)-5
「トオルくん・・・、
また勃起しちゃったわね。」
「先生のTシャツ姿を見ていたら、
自然にこうなっちゃって・・・。」
トオルが頬を赤くする。
「そうなのね。
トオルくん、いいのよ。
私の体を見て勃起してくれたんだから、
女性としては、まあ、嬉しいかな。」
「そうなんですか?
嬉しいんですか?」
「ええ、そうよ。
無反応というのも、ちょっとね・・・。」
「ふーん・・・。
そうなんですね・・・。」
「うん、そう。
じゃあ、ちょうど勃起したことだし、
オナニーの方法を教えるわ。
まずは・・・、
さっきと同じように、亀頭を出しましょう。」
梨奈は右手を伸ばし、
今度は陰茎部分をやんわりと握った。
「トオルくん、
固いわ・・・。」
梨奈はそう言うと、
そのまま、ぐっと表皮を押し下げた。
「はぅっ・・・。」
トオルの口から声が漏れ、
赤ピンク色の亀頭が再び現れた。
亀頭先端の割れ目からは、
先程した射精の名残の精液が滲み出てきている。
「はい、剥けたわ。
トオルくん、
さっき射精した時の残りの精液が、
尿道口から出てきてるわね。
分かる?」
「あ、本当だ。
拭いた方がいいですか?」
「うーん、そうね・・・、
どうしようかしら。
・・・やっぱり、拭くのはいいわ。
このまま続けちゃいましょう。
トオルくん、陰茎を握ってくれる?」
「・・・はい。」
トオルが右手で陰茎を握る。
「そうしたら、
そのまま、手を動かすの。
上、下、上、下・・・って。」
「こ、こんな感じ・・・ですか?」
トオルがぎこちなく、手を上下に動かす。
「そうそう。
そんな感じよ。」
「次は、どうすればいいんですか?」
「え?
あ、これだけよ。
これを繰り返すの。
簡単でしょ?」
「そうなんですか?」
トオルは拍子抜けした感じになっている。
「そうなのよ。
じゃ、続けてみて。」
「・・・はい。」
トオルは素直に梨奈が言うことに従った。
* * *