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熟女と少女の間には(若妻の公認交尾報告パート1)
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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背徳と嫉妬の間には(二回目の貸出し、初のビデオ報告)-5

 扉を開ければそこはもう外界だ。車の往来、人々の行き来、ごく普通の日常の光景が広がっている。



 私たちはそんな玄関先で立ったまま、服も脱がずに動物のように後背位で交わった。



 別れ間際の慌ただしい交尾ほど情念の炎に燃え盛るような激しい交尾はない。



 妻の記憶に最も鮮明に残るであろうそんな玄関先という同じ場所で……。




「何回したの? え? 何回嵌められた?」



「ううっ……よ、四回……」



「本当は? え? 帰りがけにはしなかったの?」



「ああっ……し、した……」



「じゃあ五回でしょ」



「うん……ごめんなさい」



 私は背後からきつく美香の身体を抱きしめると、強烈に腰を打ちつけた。



 前回も別れ間際に五回目をしたという。そしてやはり今回もまた……。



「ああっ……あなたっ……美香ここで逝っちゃうかもしれない……ああっ……こんなところで……あひぃっ……」



 ドスン、と打ち込み、そしてゆ〜っくりと引いていく。



「すっ、すごっ……いぃ〜」





 この十数時間の内に、妻はその膣穴ですでに五回もの他の男の射精を受けている。





 いま私が堪能しているこのぬるぬるとぬめった淫汁も妻の膣汁ばかりでなく、別の男の精液が交じり合ったあまりにも淫らな恥汁だ。





「かっ、固ぃっ……こんなの初めて……」





 なんて憎たらしい、なんておぞましい、なんて惨たらしい、なんて穢らわしい、なんてなんてなんて……。





「ダメダメ〜美香逝っちゃう〜」





 妻の最奥部に打ち込んだまま動きを止めた。





 子宮口のひくつきを雁首で鋭敏に感じとりながら、私は自分自身が無性に憐れに思えてきた。





「ひくっ……」





 無論、憎むべきは向こうの肉棒などではない。他ならぬこの私自身なのだ。





 再びゆっくりと始動する。





「はぁ〜逝っちゃった〜でもあうっ……またっ……あふっまたくるっ……」





 私には信仰する宗教はない。それでもふと思った。





 ひょっとすると私は神を欺き、主なるものの存在をも冒涜し、侵してはならない聖域へと踏み入り……。





 ……いや違うそうではない。逆だ。入ったのではない。背を向けたのだ!





 何から?





「うぐっ、きたっ、またきたっ……」





 崇高なお方が照らし示されたお導きに対して背を向けてしまったのかもしれない。





 早い話が『ヤンチャが過ぎたか』てことなのだが、しかし性的嗜好は千差万別、十人十色。大なり小なりヤンチャが過ぎるのが性行為そのものの本質ではないだろうか。お行儀のいいセックスなるものがこの世の中に存在するとは到底思えない。





「きたっ……またきたっ…きたきたきたきたっ、逝っくぅ〜」





 コスプレ、露出、SM、玩具、風俗店やストリップ劇場等もしかり、レズ、ゲイ、肛門姦、近親姦、不倫、それに犯罪ではあるがレイプに痴漢、さらには複数プレイのスワップやグループセックス、そして私のこの『寝取られ、通称NTR』。





 いずれも『ヤンチャが過ぎる』ものとしてしか私には映らない。





 インモラルとジェラシー、つまり背徳と嫉妬のたった二つのこの言葉だけで、ありとあらゆる形態のセックスに説明がつく。





 つまりこの二つの言葉はセックスの深浅、もしくは濃淡に大きく寄与していると言える。





 そしてこの二つの言葉がセックスの裏、あるいは陰の部分であるならば、表もしくは光りを当てられている部分こそが『愛』なのだ。





 『愛』が『憎悪』と表裏一体の構造を持っているのは、まさにこういうことなのだろう。





 少し乱暴ではあるが、ならばセックスの奥義とは、背徳と嫉妬にまみれたものである、と定義付けることすら可能となってくる。





 もし異を唱え、いえ私たち夫婦は心から愛し合っています。私たちのセックスには背徳もなければ嫉妬もなく、とても健全で綺麗なものですよ、と仰る方がいるならば、残念ながらご愁傷さま、お悔やみ申し上げますとしか言いようがない。





 そのような方は、性の奥深さなどにはまるで頓着せず、表面的な上辺だけのもの、ひょっとしたらセックスとは子孫繁栄の手段だけだと本気でお考えの方なのかもしれない。





 もちろんそれを否定するものではない。ただ不憫に思うだけだ。なぜならばそれは他の生き物の生き方とまったく同じで、せっかく人間が、人間だけが特別な存在として神から与えられた恩恵をまるで享受していないからだ。





 人間には他の生き物と違って発情期というものがない。逆の言い方をすれば、常に発情期だとも言える。





 種の保存と子孫繁栄のために必要不可欠な生殖本能。そこに快楽が備われば、生殖行為そのものが促進され、その種は圧倒的な種族増殖の力を持つ。





 これこそが神から特別に授けられた人間だけの恩恵であり、そこに浴してこそが最も人間らしい生き方なのだ。





 人間の人間としての人間らしさに欠けていることを良しとしている生き方に、賛同する人はあまり多くはいないだろう。


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